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てるみくらぶ破産!社長逮捕までまとめ


格安旅行会社の「てるみくらぶ」が破産したことで、多くの利用者に被害が及んだことが話題になりましたが、他にも虚偽の書類により三井住友銀行より2億円を詐取した疑いで、てるみくらぶの社長である山田千賀子容疑者などが逮捕されました。この一連の事件に関してまとめてみました。

 

てるみくらぶの破産


写真:朝日新聞デジタル

てるみくらぶは205年に設立された格安旅行社としてたくさんの利用者を持っていた旅行会社です。しかし2017年3月27日に負債総額約151億円を抱えて破産申請をし、利用者に多くの損害を与えています。また、破産する前には、2017年3月24日に「てるみくらぶ」は旅行を申し込んだ旅客者が航空券を発券できないことについて”発券システムの障害”と発表していましたが、結局破産してしまいました。

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てるみくらぶ破産までの流れ


写真:なんでもnews実況まとめ

気になる破産までの流れですが、2005年に設立され、2011年には売上が130億円を達成、2016年には過去最高となる195億円を売り上げるなど、順調に見えました。しかし、裏では多額の負債を背負っていたとのことです。今回の破産の原因について、山田社長は「航空機の小型化による余剰席減少」と語っています。その他にも、オンライン、特にスマホを活用する若い年齢層の顧客の減少なども考えられます。その結果、2017年3月には”発券システムのトラブル”というもので、旅行券の発券が不能になります。そのせいで、当時の利用者は外国の旅先で支払ったはずのホテル代を現地で請求されたり、帰りの飛行機の航空券が手配されていないなど数々のトラブルが発生しました。このようなこともあり、最終的にてるみくらぶの破産申請を行いました。point 438 | 1

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てるみくらぶ山田千賀子社長が逮捕


写真:ハフィントンポスト

てるみくらぶが多額の負債を背負っていたころ、山田社長は犯罪にまでも手を出してしまいます。その方法は、銀行からの融資を打ち切られないために業績好調であるように粉飾決算し、三井住友銀行から約2億円の融資を詐取したようです。社長であるため、自分の会社がどのような状況なのか分かっていたにもかかわらず、多くの利用者をだましたという形になるため、それについても罪が問われるのではないかとも言われていますが、まだ正確な判決は下されていないとのことです。詐欺罪が成立すると、10年以下の懲役が下されることになります。point 335 | 1

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山田社長の経歴


写真:bilijohnnys.hatenablog.com

てるみくらぶを運営してきた山田千賀子社長ですが、実はものすごくエリートでした。生い立ちや学歴などは明確になっていませんが、学歴も相当いいのではないかと言われています。大学卒業後は、「てるみくらぶ」の前身会社であるアイ・トランスポートに入社し、26歳という若さで役員に抜擢されるなど、社内でかなり優秀だったこともわかります。そして新しく立ち上げた「てるみくらぶ」の社長に就任します。

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まとめ


写真:なんでもnews実況まとめ

約9万人のの被害者を出したてるみくらぶの破産ですが、当時利用しながら不利益を受けた利用者達には何の弁償もなされていないということです。また、三井住友銀行から2億円の融資を詐取したことについても思い刑が下されるという予想です。現在は裁判での判決が注目を浴びているところです。

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