中高生でも誰でも気軽にアップロードができることで、多くの学生YouTuberが存在しますが、そんな彼らは言ってもまだまだ子供。今回は、「メンチを切る」という言葉をもじってある”おふざけ”をした高校生YouTuberが、なんと警察に通報されて泣きながら謝罪する事態になっています。
「メンチを切る」とは、関西弁で「にらみつける」という意味で、普段、日常では使わない言葉なだけに、条件が重なると冗談とは捉えられなくなるようで・・・YouTuberのTOM&YOSHIKIのYOSHIKIが5日、「久しぶりに喧嘩したなってきたから母校でメンチきってるなう」とツイートしました。
その投稿では、彼らは「メンチを切る」の言葉を「にらみつける」の意味ではなく文字通りメンチを切る、つまりメンチカツを切った意味で捉え、その様子を写真とともに投稿したのです。中学校の校門前に座るYOSHIKIは学ラン、サングラス姿で、いささか「ヤンキー」の風貌を彷彿とさせています。
しかし、これには思わぬ疑惑が発生してしまったのです。彼らは、これはおもちゃの包丁であるとのちに説明していますが、この投稿を見た人の中には、本物の包丁で中学校に乗り込もうとしている、と解釈した人もいたようで、6日には撮影場所となった中学校に通報が入ったと明かしたのです。
この騒動にたいして、この2人は「僕自身少しでも皆さまを笑顔にしたいという思いで投稿したのですが、誤解を招いてしまった方には心からお詫び申しあげます」と反省のコメントを述べ、YouTubeにはTOMと2人で謝罪会見を意識した謝罪動画を投稿しました。
彼らは、「ツイッターでお騒がせしまい本当に申し訳有りませんでした」と目薬などを使い、嘘泣きとともに謝罪する様子をアップロードしました。これらの一連のできごとに対し、ネット上からは動画を見た人たちから「あきらかにネタのレベルで通報とか」「多少やりすぎがあったのは事実でしょうが気にしないで」といった声が寄せられています。
何かと個人の発言が自由なだけに難しい世の中ですね・・・