「煙草は20歳から」日本では当たり前ですよね。
しかし、世界には2歳のころから1日40本吸っていた子が…!
その子の現在の姿を合わせてお伝えします。
インドネシア・スマトラ島に住むアンディ・リザル君。1歳半のころ、父親に与えられた煙草がきっかけに中毒化し、依存症になってしまいます。
2010年に「1日40本煙草を吸うヘビースモーカーな2歳児」としても有名になりましたよね。
2歳児にしてこの吸い方、煙の吐き出しかた…。おいしそうというか、慣れているというか…。
もし何も言われなければ、合成写真かと疑ってしまいますよね(笑)
その後、さすがにこれはまずいと思い立った母親のもとで禁煙を開始します。
その過程は壮絶なものだったことが、母親へのインタビューから窺えます。
「禁煙した最初は、酷いぐずりようでした。タバコを止めた時に代わりとしてたくさんのおもちゃを欲しがったりもしました。自分の思うようにならない時には壁に頭を打ち付け泣き叫んだりしたので、最初の頃はついタバコを与えてしまっていました。」
それでも、少しずつ本数を減らし、減らし…。ついに、5歳の時には見事禁煙に成功します!!
しかし、それでめでたしめでたしとはならず、また別の問題が起こります。
禁煙後、「煙草の代わりになるもの」を欲しがり、アンディくんの場合はそれがジャンクフードでした。
禁煙と引き換えに練乳やジャンクフードなどの過摂取へ走ってしまうアンディくん(一日練乳3チューブというはなしが…!)。それにより、健康状態は悪化し、肥満体系となってしまいます。
それからは、また努力の日々が始まります。母親をはじめ栄養士の助けも借り、食生活の改善に努めます。
そして、こちらが9歳になったアンディくん!
禁煙、ダイエットに無事成功し、健康的な体を手に入れたアンディくん。
自身もそれまでの辛さを語っており、今の健康な体を維持していきたいんだとか。
現在は学校もしっかり通い、私生活になんら問題はないそうです。
大の大人でも大変な禁煙とダイエット、両方を完全に達成するなんてすごいです!
周りからの支えもたくさんあったんでしょうね。