ラーメンには醤油ラーメンや塩ラーメンなど様々な種類のラーメンがありますが、こってりとしたスープのとんこつラーメンが一番好きだという人も多いでしょう。とんこつラーメンと言えばやはり博多ラーメンが強く思い出されるでしょう。九州地方に行けばおいしいとんこつラーメンを食べることができますが、現地に行けなければ全国展開している店に行けば食べることができるでしょう。その中でも博多生まれの名店として知られているのが一蘭です。

基本のラーメンにトッピングメニューを追加するスタイルです

写真：ichiran.com

博多生まれの名店一蘭は、現在では九州地方だけではなく東京や名古屋、大阪といった大都市圏に店舗を構えています。また最近では地方の郊外にも展開するなど、幅広く出店しています。一蘭には他のラーメン店には見られないような店内の設備やオーダー方法があります。
まず店内に入ったらまずは券売機で食券を購入しましょう。ラーメン一蘭はとんこつラーメン一筋の店であるため、基本のメニューはとんこつラーメンのみとなっています。そしてこの基本のとんこつラーメンにトッピングのメニューを追加していくといったスタイルをとっています。基本のとんこつラーメンの価格は790円で、追加チャーシューが180円、半熟塩ゆでたまごや追加のネギ、キクラゲ、追加のニンニクなどは120円となっています。point 427 | 1

写真：jesus.doorblog.jp

そのほかにごはんや小ごはん、デザートに抹茶杏仁豆腐や生ビールなども取りそろえてあります。麺は細麺で比較的量が少なめなので、多くの人が替玉190円もしくは半替玉130円を頼むのが定番となっています。珍しいトッピングメニューがオスカランの酸味というもので、これは一蘭独自の黒酢ベースのオリジナルのお酢で、ラーメンのうまみをさらに引き出すことができるトッピングだということです。
食券を買い終わったら座席を探すことになりますが、壁には電子案内板があり、座れる席は緑色の文字で空の表示がなされているので参考にするとよいでしょう。point 329 | 1

専用の用紙で細かいオーダーが可能です

写真：blogos.com

一蘭には他のラーメン店には見られない味に集中することができるスペースが設けられています。このスペースは味集中カウンターと呼ばれるもので、一蘭独自の食事環境です。一人一人スペースで間仕切りされて、店員さんとすら目が合うことはありません。ラーメンが提供されたあとは目の前によしずが下げられ、誰にも邪魔されない空間で食事を楽しむことができます。このスペースは特許も取得しているということで、他の人の目を気にすることなく、味だけに集中することができるカウンターです。
そして一蘭では専用のオーダー用紙で細かく好みのオーダーをすることができます。混雑している際には事前に行列に並んでいる時に配られることもあります。point 388 | 1

写真：asakusanews.com

このオーダー用紙には味の濃さやこってり度、にんにくやねぎ、チャーシューの有無、秘伝のたれの量や麺のかたさなど7項目にわたってオーダーすることができます。スープの決め手となるのはやはり味の濃さといえるでしょう。替玉のことを考えて濃い味を選ぶ人も多く見られます。にんにくは基本は4分の1片ですが、好きな人はもっとも入れても良いでしょう。にんにくを入れることによりスープの風味も増すことでしょう。秘伝のたれは重要な項目で、唐辛子を基本に30種類以上の食材で作られた熟成のたれで味の決め手となります。point 314 | 1

まとめ

写真：getnavi.jp

一蘭では独自のオーダースタイルによって、自分流にカスタマイズされたラーメンが提供されます。きれいな色のとんこつスープの真ん中に、秘伝のたれの赤い色が印象的なラーメンです。博多ラーメン特有の細麺でスープとの相性も抜群と言えます。
ラーメン一蘭では本場博多の味を存分に楽しむことができます。注文方法や店内の環境は、他のラーメン店には見られず楽しさも感じられるでしょう。行ったことのない人はぜひともラーメンのおいしさと、一蘭独自の楽しさを味わってもらいたいものです。point 301 | 1