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東大首席弁護士・山口真由の「7回読み勉強法」は本当に効果があるの?


学校では正しい勉強方法は教えてくれませんから独自にやり方を工夫しなければなりませんが、天才では無かった人が東大首席で卒業できるまでに押し上げてくれたのが「7回読み勉強法」であり、自分に合った勉強法を確立した山口真由さんはその後官僚から弁護士になりテレビなどでも活躍されています。

7回読むだけで本当に覚えることができて勉強法として効果があるのか、頭がいい人だからできた方法では無いのかと疑問を持つ人も多いでしょう。

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写真:college.nikkei.co.jp

◼︎読むことが効率的でスピードが速い

写真:monica.mybrands.jp

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勉強のためには重要なことをインプットする必要がありますが、講演を聴いて重要なことを書いて覚えるよりも読むことが最も速く大量の情報をインプットできる方法だと東大首席で卒業して弁護士の資格も取った山口真由さんは著書に記していて、読むスピードも300ページ程度の本を1回30分で読み終えるくらいの流し読みで済ませています。はじめから同じようにハイスピードで読むことは難しいですから7回読むときのそれぞれのポイントだけを押さえて、マネするところから始めると良いでしょう。point 231 | 1

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あまり集中して読もうとするとそれが気負いになって邪魔になるので良くないため、初めの1回は内容を深く考えずに流し読みをすることがポイントになっていて、見出しや大まかな全体像が把握できれば十分とのことですからだれでも取り組みやすい方法です。

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いろいろ考えて読み始めると時間がかかって飽きてしまったり、忙しい人は読み終えないまま内容を忘れてしまったり同じ所だけ何度も読み返すことになりかねないので、さっと流し読みができるようになるところから始めましょう。勉強のために教科書を読み始めるのも良いですが、新聞にかかれたコラムや社説など比較的短い文章を練習のために読んでみるのもよく、詩集や短編小説など勉強に関係ない趣味の本で試してみるのもおすすめです。point 202 | 1

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写真:medium.com

◼︎徐々に深く流し読みをしていく

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写真:cmoney.tw

最初は全体像を把握する読み方をしたら2回目からは段階的に細かく読みこんでいくことになりますが、それでも時間をかけずに勉強するためには流し読みで済ませていくことになります。見出しを把握してそれぞれにどんなことがどんな順番で書かれているかを把握することが2回目で、3回目に読むときも流し読みで全体的にどんなことが書かれているのか2回目よりも印象付ける、4回目でキーワードとなる用語を意識しますがこのときも決して理解し覚えようとはせず気軽に流し読みすることがポイントになっています。point 250 | 1

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考えてしまうとそこで止まってしまい時間がかかると要領が悪くなって、忘れてしまうことにつながりやすいため「7回読み勉強法」は黙々と覚えるやり方ではありません。5回目に読むときも頻出するキーワードがどのように説明されているかを流し読みし、6回目も5回目の内容を踏まえてキーワードとキーワードの関係性について把握しキーワードの意味を答え合わせする感覚でさらっと読んでいきます。7回目を読む頃には内容がかなり頭に入ってきていますので、より定着させるように流し読みを行うことになりますが、東大首席で卒業後に弁護士でも活躍する山口真由さんは覚えきれなかったときにはさらに追加して読むようにしていたそうで、必ず7回で終わらせなければならないということもありません。point 325 | 1

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写真:kufura.jp

◼︎まとめ

読むことは本があればどこでもできることでだれでも気軽に行える勉強法であり、勉強以外の場面でも活用することができます。いつでもどこでもできて隙間時間の有効活用になりますし、ビジネスにおいて話題が大切というときにも、ネットニュースなどを把握する際にも役立ちます。

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日にちをまたいでしまうと定着しないうちに忘れがちなので1日のうちに終えることを推奨されていますが、流し読みであれば7回読んでもそれほど時間がとられる心配もないので東大首席で卒業をして弁護士にもなった山口真由さんの「7回読み勉強法」を活用してみてはいかがでしょうか。

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