東京マラソンの表彰式にて、小池都知事がなんと両手をポケットに入れた姿で報道されネットで炎上しています。すぐにお詫びを入れたものの時すでに遅し状態。それを見たネットユーザー達が翻って皇族の心構えは素晴らしいと改めて称賛しています。
表彰式にて
過去最多となる約3万8000人のランナーが参加した2019年の東京マラソンは、雨が降る寒空(最低気温6度、最高気温8度)の中で行われました。天候のコンディションが良くない中、男子はエチオピアのビルハヌ・レゲセ選手が2時間4分48秒という好タイムで優勝しました。
日本人選手は期待の大迫傑選手が途中棄権というアクシデントに見舞われましたが、箱根駅伝を走った中大の堀尾謙介選手が日本人最高位の5位入賞、神野大地選手はMGC獲得と先の期待を持たせてくれる成績を残しました。そんな熱戦が繰り広げられた2019年東京マラソンは、2020年東京オリンピックをますます楽しみにさせてくれる内容でした。しかし、表彰式における小池都知事の態度が良くないと炎上騒ぎになってしまいました。
初優勝したビルハヌ・レゲセ(エチオピア)に小池氏はメダルを授与し、笑顔で握手しながら記念撮影に応じました。ここまでは良かったのですが、小池都知事は自分の仕事が終わるや否や、そそくさと後ろへ下がりなんと両手をポケットに突っ込んだのです。しかも、レゲセ選手は雨の中、傘も差さずに出席していたのに対し、小池都知事の頭上にはスタッフが傘を差しかけていたこともテレビ中継されてしまいました。
炎上騒ぎの大きさに小池都知事も「やばい」と思ったのでしょう、すぐに「大変失礼しました。」と謝罪コメントを出しましたが、さすがにこれは遅すぎました。
皇族の心構え
ツイッターでは、小池都知事の横柄に見える態度を、「比較するのもおこがましいけど」とことわりながら皇族の方々の式典における以前のお姿がツイートされ、感銘を新たにしてくれました。このような写真を見ると、やはり日頃の心構えの違いがこういう時に現れてしまうのでしょうね。
ネット上では「小池さんも手袋くらいして表彰式が終わるまでしゃきっとしてるべきだったのに」「ポケットに手を入れた姿が公の場ではどれだけみっともなく映るか想像力がなかったのかな」「品格の違いですね」「意味なく騒ぎ立てて仕事してるふりの小池都知事」など様々な意見が上がっています。
あの東京マラソン表彰式の小池知事に国体開会式の秋篠宮殿下のこの姿を見ていただきたい。 pic.twitter.com/4Ur23XI1WD
— Lコン@国語教室 (@hidelcondorpasa) March 3, 2019
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これは2005年の天皇皇后両陛下のノルウェーご訪問の時の写真。雨と雪の中の歓迎式典、当時メッテ・マーリット王太子妃はご懐妊中。寒さで震えていらっしゃった王太子妃を優しく庇われている皇后陛下。 pic.twitter.com/LAfF7Xf8j4
ADVERTISEMENT — 塩梅 (@hallymam) March 3, 2019
何れにせよ、小池都知事は自分の浅はかさを露呈してしまう結果となってしまったわけです。自業自得ですね。小池都知事の任期がラストとなる2020年東京オリンピックの開会式は大丈夫なんでしょうか。もしかして閉会式は新都知事が挨拶することになっているかもしれませんね。