夜の繁華街や既に感染者が出ている病院を中心に感染拡大の兆しがあるとして、
新型コロナウイルスの感染再拡大への警戒を呼び掛ける東京アラートが発動してから4日、
”夜の街クラスター”への警戒がさらに広がっているようです。
東京都は6日、新型コロナウイルスの感染者26人を新たに確認し、70代と80代の男性計2人が死亡したと発表しました。
1日あたりの感染者が2桁となるのは6日連続となり、これで都内の感染者は累計で5369人、死者は計311人となりました。
都によると、感染者26人のうち現時点で感染経路が不明な人は10人としています。
年代別では20代が12人と最も多く、30代が7人、40代が3人と続くき、男性が22人を占めたとのことです。
接待を伴う飲食店などで感染したとみられる「夜の街」関連は16人。
同じ店のホスト12人を含んでいるということですが、この店は新宿エリアにあり、
従業員に感染が疑われる症状が出て以降、無症状の従業員もあわせて積極的に検査しており、客にも連絡をとっているとしています。
東京都ではここ最近、特に“不夜城”歌舞伎町から半数近く出ており、
これまでにホストクラブやガールズバーなどでの感染が確認されています。
若者が20人以上参加して行われた誕生日パーティーでもクラスターが発生しているため、今後も夜の街に警戒が高まることでしょう。
ホストクラブやキャバクラなど接待を伴う飲食店に対して、都は休業要請を崩していませんが、
歌舞伎町商店街振興組合によると、歌舞伎町ではそもそも風俗営業の許可を取っていない闇営業の店も多く「正直者がバカを見る。そういう街だ」と吐き捨てています。
これら一連の報道を受け、ネット上では厳しい声も飛び交っているようです。
「これだけの人数が出てるって事は対策なんてしてなかったんだろう。もう店の名前と経営者の名前を公表しろよ」
「早くホスト、キャバクラを閉めてください。」
「ホスト従業員の話では、シャンパンの回し飲み、感染してもフリーターと答えるよう指導、が日常的に行われているようです。一部のお店だけだとは思いますが、このような状況では経路不明が増えてしまうのが当然な気がします。」
「ホストって、ただでさえイメージ良くないのに尚更イメージダウンだな。」
などのコメントが寄せられていました。