11日にアップした東大生ユーチューバーの「よさまつ」の動画が、ネット上で物議を醸しています。問題となっているのは、「天皇とかいう”国営宗教”は廃止すべき」という動画。さらに、よさまつはメディアが天皇・皇族を崇拝するように国民を洗脳しているとも話しています。
11日の動画でよさまつは冒頭、4月に中央大学を懲戒処分となったユーチューバー「ステハゲ」が「天皇とかいう生前退位した陰キャラ」という動画について触れ、天皇制について、「他の人間に比べてなにかすごい能力があるわけでもない」「神でもない主人でもない普通の人間を『様』とかつけて崇めたてるのって、やってること宗教じゃん」と主張。
また、皇族費が税金から出ていることに言及したよさまつは、「国民全員加入型の宗教だよね」「勝手に天皇教に入信させられて勝手にお布施も取られるんですよ」との持論も。さらに、「俺たちは人間性じゃなくて象徴をぼんやりと妄信的に崇めてるんだよ」と、皇族は公共放送でも生まれた時から「様」を付けて呼ばれることに違和感を覚えると。「天皇」「皇族」という肩書を崇拝していると指摘した、よさまつは「皇族の人たちは普通の人間」「天皇陛下は普通のおじいちゃん」と断言しました。
よさまつの時論は続き、皇室制度の一番の問題として、「生まれた瞬間にありとあらゆる人権を奪い去られること」。さらに「生まれた瞬間にマスコミに追い回される人生が確定」と話しています。皇室制度廃止に「伝統がもったいない」とする意見には「半世紀前のアメリカにタイムスリップしたらそこには伝統的な黒人差別があるよ」「伝統を維持するために黒人差別を続けますか?」と問いかける一幕も。
しかし、ネット上ではこの動画についてという批判の声が殺到。よさまつは議論を訴えていましたが、あまりにも極端な意見の数々に、多くのネットユーザーは不信感を抱き指摘する声が見受けられました。
「人権が吹き飛んでも国民のために祈り、外交し、休まず仕事してるからこそ、お慕いして国民一人一人が天皇陛下を大事にしなきゃいけないんじゃないの?」
「発想が極端すぎる。共産主義への誘導かよ」
「日本の国としての伝統と黒人差別を一緒にするってどうかしてる」
「炎上商法でしょ」
「注目してもらいたいだけ」