令和の芸能界、どうやら“中国進出”が増えそうな気配すると言われています。
例えば綾野剛は今年に中国全土で公開される予定の映画『破陣子』で海外映画デビューをしました。合作ではない“中国映画”での日本人初主演となります。
『破陣子』は、中国で660万人を動員した舞台作品を映画化にした作品で、平安時代の壇ノ浦の戦いで、海に飛び込んだ日本の貴族が中国の南宋に流れ着く物語です。
現地住民からは「平安」という名前を与えられて、人気女優のソン・ジアが演じる南宋の女性と恋に落ちるというストーリーです。
次にのん(元・能年玲奈)。日本ではテレビに出られない状態が現在でも続いているが、2019年9月により中国で化粧品のCMに起用されたことで話題になりました。
ロート製薬のスキンケアコスメ「肌ラボ」シリーズの広告で、中国から香港、マカオ、そして台湾と中華圏全土でのCMや広告が展開されていることが分かりました。
スポーツ紙記者によると、「中国進出の魅力はギャラが高いこと。昨年、女優ファン・ビンビンが23億円の脱税で罰金146億円の支払いを命じられましたが、それだけ当たればデカいということです。漢字文化圏なので米国よりは進出しやすいのもあるでしょう」
中国版Facebookの微博(ウェイボー)に公式アカウントを開設している芸能人も意外と多いです。綾野も含めて、木村拓哉、山下智久、福山雅治、小栗旬、赤西仁、水原希子、浜崎あゆみ、渡辺直美、本田翼らが開設していることが分かりました。
「特に木村拓哉、山下智久は日本ではSNSを使用していないのにウェイボーは頻繁に更新。フォロワーも木村が約141万人、山下が165万人と人気も高い。現在、日本の出版社には中国から漫画の映画化の権利が欲しいというオファーが多く、提示する金額も高いとか。そんな作品での出演を視野に入れているはずです」―同記者
もはやビジネスと中国は、切っても切れない関係となっている現在、芸能界も同様でしたね!