７月２０日に、東京都江東区のマンションで、知的障害のある女子高校生にわいせつな行為をしたとして、大田区東六郷の会社員、川原貴憲容疑者（４６）が警察庁に逮捕されました。このニュースを受けて、ネット上では「許されることではない」などと、怒りの声が多く上がっています。
警視庁城東署によると、川原容疑者は先月24日午後５時ごろ、東京都江東区にあるマンションのエレベーターや外階段で、知的障害がある10代の女子高校生が学校から帰宅したところを狙って、尻や太ももを触るなどした疑いが持たれています。わいせつ行為を受けた女子高校生は、事件翌日に母親と一緒に近くの交番に被害届を提出したとのことです。point 214 | 1
調べに対し、川原容疑者は容疑を認めていて、「性的な欲求が抑えられなかった。知的障害がある別の女性にもわいせつな行為をした」と供述しているということです。当時の様子について川原容疑者は、現場近くで見かけた女子高生のあとをつけてマンションに侵入したと話しており、「スカートにゴミがついている」と声をかけてスカートをめくり、女性の下半身を触ったとしています。point 229 | 1
さらに、知的障害者を狙った理由として「抵抗したり騒いだりしないため」と供述していて、警視庁は川原容疑者が知的障害がある女性ばかりをねらって犯行を繰り返していた疑いがあるとみて捜査しています。あこの事件を受けて、「これこそ重罪ですよ。ホントに腹が立つ。すぐに保釈なんてあってはならない。日本の法改正望みます。」「狂ってる。」「コレは許してはいけない。」「明らかに弱者を狙った犯行であり、非常に悪質で怒りを覚えます。知的障害者への偏見が強く感じられる言動です。」「こういう輩には重罰を」と、あまりにも卑劣な動機にネット上では非難する声が殺到しています。point 328 | 1
実は、２０１８年にも同じような事件がありました。同年の４月２日午前１０時半ごろ、知的障害を持つ女性を狙い、わいせつ行為をしたとして、強制わいせつの疑いで和歌山県橋本市、福祉施設職員の男（４７）が逮捕されています。警察の調べによると、容疑者は橋本市の知的障害者福祉施設内で、同施設に通う２０代の女性の上半身を服の上から触ったとしています。point 223 | 1
事件の発覚に至った経緯としては、被害者女性の母親から相談を受けた自治体職員が、同署に通報したことにより逮捕に至ったとのことです。知的障害を持つ女性が、性的な犯罪の対象になりやすい傾向がある調査結果もあるなか、今回の事件を機に政府の早急な対応が求められています。