昨年12月18日に長女で女優の神田沙也加さん(享年35)が急逝しました。その後、活動を休止していた松田聖子(60)が9日、東京・グランドプリンスホテル新高輪でディナーショーを4カ月ぶりに開催し、さやかさんへの思いを語りました。
さやかさんが急死した昨年12月18日に、同会場でクリスマスディナーショーを行って以来のステージとなりました。ファンの前に姿を見せたのも沙也加さんが亡くなった後、初めてとなったといいます。ステージ冒頭、「あなたに逢いたくて~Missing You~」「SWEET MEMORIES」を歌い終えた松田。
50秒間の長い拍手に迎えられると、「私の娘は去年12月18日、天国へ旅立ちました。あまりにも突然のことで、現実を受け止めることがとても難しくて、今でも正直、信じられない気持ちでおります」と言及。4カ月ぶりの活動再開となり「この先はずっと頑張って、沙也加と歌っていきます」と涙する場面もありました。
愛娘との思い出の一曲も歌い、再出発を誓った松田に、見ていられないと会場の外に出て泣きじゃくる人もいたといいます。歌い終えると、背を向け、天を仰いだ松田。ファンからも「子供の幼い時の想い出は子が大きくなっても想い出の一番深いところにずっと残る。夢の中でも対話する、涙を超えて笑顔で対話する事が次への扉となる」
「深い悲しみの中、キャンセルになった東京・大阪のライブを、しっかり再会するところはプロとして立派です。」「母親としてこんなに辛いことはないでしょうが、気丈に頑張っていますね。彩也加さんのご冥福をお祈りいたします」などの反応が寄せられていました。
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