X
    Categories: ISSUE

大阪北部地震には様々な『予兆』があった!?


大阪北部地震・・・

6月18日の朝に起きた大阪北部地震。

ニッポン放送

死者4人、住宅被害は3万棟を超え、現在でも90人が避難を続けている状況で、大阪の人々にとって突然の大災害となりました。しかしこの地震、西日本で大地震が起きることは完全に“想定されていた”のです・・。それは完全な予兆が起きていたこと。一体、どんな予兆だったのでしょうか?

 

アリューシャン列島の地震後・・

1年前となる昨年7月18日、アリューシャン列島でM7.8の大地震が発生しました。

阿修羅

実はこの付近でM8クラス以上の大地震が起きると、それから約1年のうちに日本列島を含む「リング・オブ・ファイア(環太平洋火山帯)」上でも大地震が起きる可能性が高いのです。

 

ラドン濃度が上昇

地中から放出されるラドンガスの濃度が地震発生前に上昇することは、多くの科学者が認めていることです。大阪北部地震の約1週間前、観測点のラドン濃度がピークに達し、その後は下降に転じると発生3日前に最低レベルを記録、そして18日の大地震につながったようです。

百瀬直也

このように、ラドン濃度が大きく上昇した後で一気に下降した時、または下降が終わり最低レベルに達しているタイミングで地震が発生することがわかっていました。もしも、このような“発震スタンバイ状態”に気づいていれば、いち早く大阪の人々に警告することができたかもしれないですよね。

 

新燃岳噴火の後で大地震が起きる⁉

今年3月1日、霧島連山・新燃岳が噴火しました。霧島連山で噴火が起きると、それから数カ月~1年以内に国内でM7.5以上の大地震や火山噴火が起きていることが判明しています。

産経ニュース

大阪北部地震の規模はM6.1と条件に届きませんでしたが、甚大な被害を伴う直下型地震だったという点に鑑みれば、これも法則に準じる出来事といえそうですよね。

 

スーパームーンの直後

今年は月が地球に最接近する「スーパームーン」現象が既に5回も起きています。、この地震が起きたのは、6月14日のスーパームーン(新月)から4日後ですよねした。この点だけを踏まえても、大地震に十分注意すべきタイミングだったのです。

NAVER まとめ

しかも、7月13日も部分日食を伴うスーパームーン(新月)となりましたが、4日後には茨城県沖でM4.8、最大震度4の地震が発生しています。やはり、スーパームーンの数日後までは、地震に注意すべきです。

 

ラニーニャ終了

今春、太平洋東部の赤道域で海面水温が低くなる「ラニーニャ現象」が終息したと考えられています。

アエラドット – 朝日新聞デジタル

ラニーニャ現象が春に終息すると、遅くともその晩夏までに日本の太平洋側で大地震(海溝型地震)が起きるケースが多くなています。大阪北部地震は海溝型地震ではなかったのですが、タイミングとしてはこの法則と見事に符合しています。

 

大阪北部地震が予言されていた!?

今年行われた諏訪大社(長野県)と千栗八幡宮(岐阜県)の粥占でなんと大阪北部地震が予言されていたのです。

livedoor Blog

諏訪大社では、「三行半」(みくだりはん)を意味する最悪の凶相となり、今年前半に注意が必要とありました。また、千栗八幡宮では大風と地震について「見ゆ」(兆しが見られる)との警告が出ており、その通りとなってしまったのです。

 

松原照子の予言

東日本大震災を予言したことで一躍時の人となった世見者(予言者)の松原照子さん。

YouTube

松原さんは、2012年6月20日の「伏見城で大地震に」と題したブログで「高槻から思い出深い有馬温泉に一本の線が見えた」として、その意味について「秀吉が伏見城の天守閣で体験した事」と述べています。豊臣秀吉が伏見城で体験したこと、とは慶長伏見地震(1596年)にほかならないですよね。大阪北部地震は、この慶長伏見地震の再来という説もあります。また、昨年6月11日の「地殻変動列島」と題したブログでは、「大阪湾から生駒山一帯と、京都から奈良にかけて、それと金剛山、この名もいつの日か騒がしくなる気さえいたします」と述べています。さらに興味深いのは、どちらのブログ記事も大阪北部地震と近い日付で発表されている事です。

 

まとめ

ビジネスジャーナル

科学と予言の両側面から、今年は大災害続きの1年になることが示されています。今後のために、もう一度備えを確認していただきたいです。