8月2日に日本が韓国を「ホワイト国」から除外した問題で日韓関係が悪化している中、8月13日に韓国の外交部が日本の福島原発汚染水の放出問題に積極的に対応していく方針を明らかにしました。どうやら日本に対する切り札を出したようですが、どうやら東京オリンピックを狙った動きがあるとか?
韓国政府が福島汚染水問題に積極的対応?
外交部は8月13日に「日本の福島原発汚染水の放出問題に積極的に対応していく」方針を明らかにしました。日本の経済報復措置で韓日間の対立が深刻化している状況で、日本の態度の変化を促そうとする、いわゆる切り札を出したと思われますが、原発汚染水の放出の危険性を浮き彫りにすることで、安倍政権が力を入れている東京五輪を狙ったという見方が多いです。
民主党日本経済侵略対策特別委員会のチェ・ジェソン委員長は12日、日本のメディアを相手にした懇談会で、「日本の放射能のリスクが度を越えている。五輪選手らはもちろん、隣国の命まで人質にしている」と主張しています。
かつては東日本大震災をお祝いしていたのに…?
また、キム報道官は「今後、必要に応じて国際機関と被害が懸念される太平洋沿岸の国々とも緊密に協力し、福島原発汚染水の放出問題に積極的に対応していく」と述べています。政府は今年9月の国際原子力機関(IAEA)総会と11月に中国で開かれる韓中日原子力規制者会議などで、関連問題を提起する案を検討中とのことです。
韓国といえば、2011年に東日本大震災があった際に「日本の大地震をお祝いします」といったようなプラカードを掲げたことがありますが、今になり福島原発汚染水の放出問題に積極的に対応していくと言われても日本側は不信感が募るばかり。また東京オリンピックへの懸念があるのであれば「別に来なくてもいいですよ」といった意見が日本側には多いですね。