今月27日、タレントの松田ゆう姫さんが「5時に夢中！」に出演し、コロナ禍で新たに制定された小学校のルールについてコメントしたのでした。
この日の放送では、一部の学校がコロナ感染者への配慮のため、欠席明けの生徒に対して「なぜ休んでいたの？」と質問することを禁じるルールをもうけたことを紹介しました。ほかにも、“給食中の私語”や“登下校中の水筒の水を飲むこと”などを禁じるそうです。
“休んでいた理由を聞いてはいけない”というルール、意見を求められた松田さんは「茶番だと思う」「コロナにかかったら、むしろ、その子にどういう体験だったかとかを発表させたほうがいいと思うんですよ」と、逆に発信させるべきだと主張しました。
その理由として、「私はかかったことないですけど、周りにかかった人がいて、めちゃくちゃ重症だった、ヤバかったと言う人と、全然なんともなかったと言う両方にわかれてて。テレビとかではなく、友達から聞いた話だから実感を伴った自分の情報として捉えることができるから」とし、「そういうことを子どもたちにやらせて、自分なりのコロナとの向き合い方をちゃんと学んだほうがいいと思うから、なんで隠したりするのかなと思う」とコメントしたのでした。
松田さんの主張も頷けますが、やはりイジメや差別につながるリスクのほうが大きいとして、ネット上では
『コロナ罹患でイジメに遭う可能性が大きいと思うから、聞かないことが茶番だとは思わない』『感染した経験を皆の前で発表するとか地獄でしかない』『経験した本人にしか辛い気持ちはわからないと思います』『病名は究極の個人情報です』など批判の声が殺到したのでした。
[著作権者VONVON /無断コピー、無断転載および再配布禁止（違反時の法的措置）]