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自衛隊の軍事力は他国の軍隊と比較するとどれくらいなの?


日本の自衛隊の軍事力は世界では上の方に位置していると考えられます。軍事費では世界で八番目ぐらいにいますが、防衛に特化していることで防衛力という点では世界のトップ5に入っていると考えてもいいかもしれません。ただ、トップのアメリカが突出しているのでトップとの開きという点ではまだまだということになるかもしれません。ですが自衛隊という守りだけの軍隊というイメージがあるので日本人は弱いというイメージがあるかもしれません。ですが、かなり強い軍隊なのです。

写真:bowenpress.com

◼︎装備の充実度ではトップクラス

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写真:news.tvbs.com.tw

自衛隊の装備の充実度という点では日本とはトップクラスです。防衛力に特化しているということで、他と一概に比較をすることは出来ないとしても、かなり充実した装備を持っていることについては間違いありません。もともと日本は工業国として発展してきたという経緯があり、モノ作りに関しては世界に関たる技術があります。理想的なことではないかもしれませんが、モノ作りを飛躍的に発展させたのは戦争という側面があり、日本も戦争の技術開発競争によって大きな技術力を手に入れたということは間違いないところでしょう。そして、その技術力は今では防衛力として大きな意味を持つことになっているわけです。人口に対する防衛費の比率ということで考えると日本はかなり低いところにいくわけですが攻撃ということを考えていないこと、装備が充実していることを考えると自衛隊の実力は世界でもトップクラスだと考えてもいいでしょう。ただ、防衛しかしないので、その実力を発揮する機会はほとんどないということになるでしょう。ある意味では抑止の力ということになるわけですが、この抑止の力としては最低限のモノを持っているということが言えそうです。他国の脅威とはならないものの、攻められれば黙ってはいませんというだけのものはあると考えられる戦力です。point 560 | 1

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写真:youtube.com

◼︎自衛だけで役に立つのかという問題がある

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写真:thestandnews.com

昨今では集団的自衛権の問題などもあり、自衛だけで意味があるのかという議論もあります。世界でも屈指の防衛力があるとしても、その力を自分の為だけに使うことしかできないというのでは、役に立っているとえるのかという問題があります。世界の軍隊は自国だけを守るのではなく、同盟国を守るということも兼ねて考えられています。同盟国が攻められれば同盟国をも守るのが当たり前という考え方です。それが同盟なのですから。ですが、日本の軍隊は日本だけしか守らないということになっています。同盟国が攻められても何もすることは出来ないということですから、これが役に立つ軍隊なのかという疑問があるということです。軍隊は自国だけを守ればいいというのであれば、同盟という国際間の約束が意味を為さなくなります。友達が襲われている時に見てみぬふりをしておいて、自分が襲われた時には守ってもらうことを考えているというのが、今の日本の状態です。自国を守るという点だけを考えれば、世界でもかなり充実した防衛軍を持っていることになりますが、これが自国の為だけにしか動かないという今のシステムで強いといえるのかどうかは疑問があります。同盟国の単位で国防力を考えることも必要になるかもしれません。個別の力よりも、集団の力の方が強いということは、国同士の関係でもいえることです。point 581 | 1

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写真:news.ltn.com.tw

◼︎まとめ

日本の自衛隊は国防に特化しているということを考えれば、世界でもかなり充実した装備を持っています。自国の防衛だけに特化していながら、世界で8位という軍事費も影響していると考えてもいいでしょう。ただ、トップの米国は日本の10倍以上、中国は5倍以上ということを考えると、これはまだ少ないと考えることも出来るかもしれません。また、集団的自衛権のような問題もあり、日本だけで防衛力を考えていても意味がなく、集団として防衛力を考えることも必要でしょう。point 293 | 1

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