X
    Categories: ISSUE

亡くなった母の最後の心臓の音を胸に「タトゥー」を入れた息子


亡くなる直前の母の最後の心拍数をタトゥーに刻んだ息子の話がネットユーザーたちを感動させました。

27日(現地時間)、イギリス日刊インディペンデントは、ボディビルダーを夢見る21歳の青年トーマス・ラッシュ(Thomas Resch、21)が亡くなった母親のデボラ・ラッシュ(Deborah Resch)の最後の心拍数を自分の体に刻んだ悲しい話を伝えました。

ADVERTISEMENT

[rsnippet id=”4″ name=”DFP/34009881/Article_1″]

トーマスは子供の頃から特に母親の手書きが好きでした。

しかし、数ヶ月前に突然の心臓発作で倒れた母は、もう手を使うことができなくなりました。

ADVERTISEMENT

家族の丁寧な看護で母は少しずつ回復を見せ始め、手に力が入るようにリハビリ治療も着実に受けてきました。

[rsnippet id=”5″ name=”DFP/34009881/Article_2″]

健康を取り戻した母は退院したが、残念ながら1月に再び心臓発作のせいで入院しました。

二回目の心臓発作で深刻な脳損傷を負った母は13日に最終的にこの世を去っていきました。

ADVERTISEMENT

母が亡くなった日にトーマスはいつものように運動するために家を出ました。

ジムに着いたトーマスはバッグから小さなメッセージかを発見しました。

ADVERTISEMENT

メッセージには、「ずっと思っているからね。元気でね。トーマス」という母の手書きのメッセージがありました。

母は自分の体の状態に気付き、息子にあらかじめ手書きの手紙を残したのです。

母の心拍数と接続しているスマートウォッチピットビット(FitBit)を着用していたトーマスは、不吉な予感に時計を確認したら、心拍数が表示されていないことに気付きました。

ADVERTISEMENT

その瞬間にトーマスの電話が鳴りました。それは、担当医師からトーマスにお母さんが亡くなったという消息を伝えた電話でした。

ADVERTISEMENT

お母さんを送ったトーマスは、彼女が最後に残した手紙を再度に広げました。

トーマスは苦痛の中でも、お母さんがリハビリ治療をあきらめていなかった理由は、自分に最後の手書きの手紙を残したかった事実を後になって分かりました。

ADVERTISEMENT

[rsnippet id=”6″ name=”DFP/34009881/Article_3″]

愛する母を一生胸に深く記憶するために、トーマスは最後の手紙と一緒に母の亡くなる直前の心拍数を胸に刻み入れました。

痛みを伴う心臓、最後の息を吐く瞬間まで自分自身を考えていたと思うとトーマスは涙が止まりませんでした。

ADVERTISEMENT

現在はトーマスの話が広がり、人々はトーマスの悲しみに共感してメッセージを伝えています。