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「史上最強」詐欺師6人


検察、銀行、金融監督院などを詐称した、ボイスフィッシング電話を一度も受けたことが人は、おそらくほとんどないだろう。

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私たちの周りには毎日、大小の詐欺事件が発生しているのです。

詐欺は金銭的や精神的被害はもちろん、人間不信にさせてしまう恐ろしい罪なのです。

時には一人が作り出した嘘が団体全体や国、更に全世界に影響が及ぶこともあるのです。

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国境を越えて世界に影響を与えた「史上最強」詐欺師6人をご紹介いたします。

 

藤村新一

旧石器遺跡捏造事件を起こした日本の考古学者です。


写真:youtube.com

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藤村は1970年にアマチュア考古学者として東北地方を中心に活動していたが、70万年前の旧石器時代の遺物を掘り出し続けた「神の手」というニックネームがありました。

日本学界は藤村の発見を元に日本の旧石器時代が訪ねてきた時は70万年前だと宣言しました。

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これはアジアで最も古い数値で、その主張は教科書にも載っていました。

しかし、2000年11月5日の毎日新聞の報道では、藤村の詐欺行為が全世界に伝わりました。

藤村は今まで遺物をこっそりと埋めた後、正式に発掘する方法で詐欺を行ってきたことが分かりました。

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藤村事件以後、日本考古学界は世界での信頼を失い、藤村が副理事長であった東北旧石器文化研究所は、「学説の根幹が揺れた」という理由で解散しました。

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小保方晴子


写真:sankei.com

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小保方晴子は早稲田大学を出た後に理化学研究所の研究員として働いていました。

彼女は マウスの体の細胞を酸に浸すだけで、あらゆる種類の細胞に育つ能力を持つようになるとされた新型の「万能細胞」を発見したと主張して大きな話題を集めました。

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2014年1月30日、小保方晴子は、 英科学誌ネイチャーに万能幹細胞と呼ばれた「刺激惹起性多能性獲得細胞(STAP細胞)」の論文を発表しました。

この論文は、発表直後から継続して捏造疑惑を受け、小保方晴子は記者会見まで開きながら細胞作製に成功したと主張しました。

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しかし、約3ヶ月間の調査の末、STAP細胞は最初から存在しなかった、論文自体がほとんど捏造だったという事実が明らかになりました。

早稲田大学は小保方晴子の博士号を取り消しました。

 

佐村河内守


写真:時事ドットコム

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作曲家の佐村河内守は耳がほとんど聞こえない状態で交響曲「広島(HIROSHIMA)」などを作曲し大ヒットを打ち、「日本のベートーベン」と呼ばれていました。

2014年2月、新垣隆は自分が佐村河内守の代わりに曲を書いてあげた「幽霊の作曲家」という事実を明らかにし、音楽界に大きな波紋が広がりました。

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新垣は約18年間、彼に20曲を書いた後に700万円を受けたと話しました。

新垣は佐村河内守が聴覚障害を持っていないという事実も告白しました。

調査の結果、佐村河内守は難聴を持っているが、耳が聞こえないほどではなかったそうです。

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タニア・ヘッド


写真:BARBER=HIDEのブログ

タニア・ヘッドは2001年に発生した9・11テロの生存者として知られており、ヒロインとされている人物です。

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彼女はテロ当時に建物の78階にいたが、ある男性の助けを借りて奇跡的に生き残り、別の建物で働いていた婚約者のデイブは死亡したと主張しました。

タニアは詳しい後日談を伝えたことからメディアの注目を受け、9・11テロの生存者の集まりの会長まで務めました。

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2007年、ニューヨーク・タイムズの報道で、タニア・ヘッドは実はテロの生存者ではないという事実が明らかになりました。

ヘッドが卒業したとした大学と勤務したと主張していた会社ではすべてが彼女に関する記録がありませんでした。ヘッドが婚約者だと話したデイブの家族もタニアについて知らないと主張しました。

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また、ヘッドは9・11テロ当時、アメリカではなくスペインで講義を​​聞いていたという事実まで明らかにされ、彼女の嘘は完全にバレてしまいました。

 

バーナード・L・マドフ


写真:がらくたGallery

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バーナード・L・マドフは元米国NASDAQ証券取引所委員長として、650億ドル(約7兆460億円)規模の金融詐欺を行っていました。

マドフは投資家を募集してお金を集めた後、そのお金で新しい投資家を誘致して、新しい投資家に受け取ったお金を、既存の投資家に支払われるという多段階手法で投資家数千人を騙していました。

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マドフは2008年12月11日、米連​​邦捜査局に逮捕されました。

2009年、米国の裁判所はマドフに法定最高刑である懲役150年の刑を宣告しました。

 

ポール・ウィント


写真:newsnack

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ポール・ウィントは女性2,500人を対象に詐欺行為を行っていました。

彼は弁護士、銀行家などに偽装して、裕福な女性にアプローチして関係を持った翌朝に財布を盗んでいました。

彼は自分が芸能人をはじめとするセレブの知り合いがいると主張しており、さらには、検事総長だと嘘をついていました。

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ポール・ウィントはこのような詐欺で約200万ポンド(約2億9千万円)を儲け、刑務所で3年間服役した後の2011年に釈放されました。