河野太郎デジタル相は13日に開いた記者会見で、現在の健康保険証を2024年秋に原則的に廃止し、マイナンバーカードに一体化させる方針を明らかにしました。これについてネット上では賛否の声も上がっているようです。
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マイナンバーカードの普及と活用促進に向けて関係省庁が、岸田文雄首相の指示のもとで協議したこの結果を踏まえて河野デジタル相が、今回の方針を表明した形となります。現行の健康保険証を原則廃止する方針は、政府が6月に閣議決定した「経済財政運営と改革の基本方針」(骨太の方針)で打ち出していました。point 149 | 1
今月中に取りまとめる総合経済対策にも、免許証や保険証などの各種カードのマイナンバーへの一体化を加速する方針を盛り込むようです。免許証と一体化させる時期の前倒しに向けては、警察庁と連携して検討するということも明らかになっています。
河野デジタル相は「デジタル社会を新しく作っていくための、マイナンバーカードはいわばパスポートのような役割を果たすことになる」と強調。さらに、スマートフォンにマイナンバー機能を搭載する計画にも言及。米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」を組み込んだスマホで、来年5月11日からサービスを利用できるようにする方針も示しています。point 228 | 1
日本でも一気にデジタル化が進みそうですね。ネット上ではこんな声が上がっています。
「単純に、身分証明書になるものがこの1枚のみ、となると、これを紛失した際に再取得するための身分証明書は何でできるのだろうか?健康保険証、運転免許証のように常に持ち歩くことになると、とにかくそれが心配。」
一番の問題点は国民に選択の余地が残されていない点。 マイナンバーカードに様々な情報が紐付けされて便利になったと浮かれる国民もいれば、目先の利便性より安心・安全を優先したい国民もいる。」
「すでに生体認証の時代が来ているのに、何周遅れの日本が無様に残るだけではないのか。あと数年で、カードの時代は終わりだよ。しっかりしてくれよ、デジタル大臣様よ!」
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