老いた親は自分が面倒を見たいと思う子どもがいる反面、死んでも自宅に放置する子どもも残念ながらいます。そんな中母親の腐敗遺体を3年も自宅に放置した娘が逮捕されたニュースが大きな話題になっており、放置した理由がどうやら年金を狙っていたのではないか？といわれています。
母親の腐敗遺体を3年も自宅に放置？
それはアメリカでの出来事。7月10日に、テキサス州で暮らす40代後半の女が逮捕されました。女は自宅で白骨化した母親の遺体を3年もの間放置した疑いがもたれています。女はこの家で母、そして10代の娘と暮らしていました。女の母親は今から3年前に自宅で転倒し怪我を負い、その後に放置されたと見られています。point 238 | 1
特殊清掃SCS当時、女の母親は71歳。転倒により負った怪我は致命的なものではなかったのですが、女が放置し世話をしなかったことから、寝室の床に転がったまま息絶えたと当局は発表しています。また警察が女の自宅を訪問したのは女の娘が通報したからで、これを受け警察が児童保護サービスと協力し、一家の様子を確認しに向かい、今回の事実が明らかになりました。
女は年金を狙っていた？
この家に寝室は2部屋しかなく、うち1部屋には遺体(女の母親)が転がっていたため、残る家族はたったひとつの寝室を使い寝ていたそうです。腐敗する遺体が転がる家で暮らしていた少女の恐怖心は大きかったとみられ、彼女は事件発覚後に親族の家に身を寄せたといい、女については年金狙いで死亡届を出さなかった可能性も指摘されており、長い実刑と罰金の支払いを言い渡される可能性が高いとみられています。point 264 | 1
このように、母親を見殺しにしたばかりでなく、遺体をこんなにも長く放置したあげく、娘までを巻き込んだこの女に世間は酷い嫌悪感を示しているそうです。まるで人間のやるようなことではありませんが、しかし、このような事件は残念ながら身近にもあることだと思うと悲しくてなりませんね。