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関根元死刑囚が拘置所で死亡…犯した罪がヤバすぎた!


関根元という名前を一度は耳にしたことがある人は多いでしょう。彼は平成に起こった数々の大事件の中でもかなり凶悪な事件を起こした人なのです。この事件が発覚した当時はマスコミやメディアでも大々的に取り上げられました。その悪質極まりない手口や非人道的な行為から世間に大きな衝撃を与えました。そんな彼は平成29年の3月27日に収容されている東京拘置所において多臓器不全となり死亡しました。こうしてあの世に旅立った関根元ですが彼はどんな犯罪を犯したのでしょう。

写真:matome.naver.jp

◼︎愛犬家を狙った凶悪事件!事件の発端とは?

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写真:asagei.com

これは関根元とその妻の2人が共犯となって平成6年に発覚した事件です。通称「埼玉愛犬家連続殺人事件」と呼ばれるもので4人の尊い命が犠牲になりました。
事の発端は平成5年にさかのぼります。関根元と妻は2人で「アフリカケンネル」というペットショップを経営していました。当初はお店は繁盛しており順調に経営していたもののバブル崩壊の煽りを受け売り上げが減少してしまいます。それに伴い店の借金も膨らみ経営に行き詰ってしまいました。そこで彼らはペットショップに来た客Aに対し犬の繁殖ビジネスを持ちかけます。そしてローデシアンリッジバックという犬のつがいを1100万円という法外な値段で買い取るよう要求しました。Aはあまり犬の相場に詳しくなかったため言われた通りに1100万円を支払いメス犬を手にしました。しかしその後Aはその犬のつがいの相場が数十万円であることを知ります。騙されたと怒ったAは関根元と妻の2人に対し代金を返還を求めました。ですが2人には借金を抱えておりお金を返還する余裕はありません。困った2人はAを殺害することを決めます。平成5年の5月30日に「金を返す」といってAを呼び出した後、関根元は栄養剤と偽って硝酸ストリキニーネのカプセルをAに飲ませ殺害します。そして遺体を解体しドラム缶などで焼却し国有林や地元の川に捨てました。これが1人目の犠牲者です。point 589 | 1

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写真:twitter.com

◼︎次々と事件を起こし色々な人たちを巻き込んでいく!

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写真:urashakai.blogspot.nl

そして第2・第3の犠牲者は暴力団員Bとその運転手Cいう人です。このBは関根元の用心棒的役割を果たしておりトラブルなどが起こった時には必ず彼が対処し解決していました。Aがいなくなった時に関根元が関わっているのではという疑惑が持ち上がった時にもこのBが対処していました。ですがBがある時から多額の金銭を要求するようになりました。このままでは財産を取られてしまうと考えた関根元と妻はBを殺害することにします。またBとよく行動を共にしている運転手のCも口封じのため殺害することを決めました。そして平成5年の7月21日にBとCに対して硝酸ストリキニーネの錠剤を飲ませ殺害し、遺体を川に遺棄しました。
さらに第4の犠牲者は主婦Dという人物です。彼女は関根元ととても親密な関係でかなり彼と仲良くなっていました。そして主婦Dに対して彼は嘘の出資話を持ちかけます。しかしその出資話が嘘だと見抜かれ一気に仲が険悪となってしまいました。また過去に販売した犬の代金である900万円の返還も要求されそうになったため殺害することを決めます。そして平成5年の8月26日に出資金という名目で主婦Dから200万円以上搾取した後に硝酸ストリキニーネのカプセルを飲ませ殺害しました。その後、関根元と妻は遺体を解体して焼却を行い川に捨てたのです。point 576 | 1

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写真:wn.com

◼︎まとめ

これらが事件の一連の流れとなっています。そして平成6年に入りこれらの出来事が明らかになり始め関根元と妻に対して疑惑がかけられます。当初はその疑惑を真っ向から否定していましたが結局2人は逮捕されてしまいます。その後は裁判が行われ両者ともに死刑の判決を受けました。この事件は日本でもまれにみる凶悪犯罪として現在でも多くの人々の記憶に刻まれています。殺人を犯すことは何があっても許されないことです。このようなことが起きない世の中になることを祈るばかりです。point 289 | 1

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