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黒柳徹子は障害で小学校を退学させられた!救ったのは1人の教育者


80歳を超えてなお現役で、毎日放送される「徹子の部屋」で司会を務める黒柳徹子が学習障害だと公表していることを知っていましたか?確かに「人の話、聞いてるの?」と思うことはあるけれど、知らなかった人も多いことでしょう。どんな障害なのでしょうか?

噂じゃなくて本人が公表!学習障害の内容は?

学習障害にはいくつもの種類があります。その中で黒柳徹子自身が分かっているのは「失読症・ディスレクシア」と「計算障害」です。失読症とは「め・ぬ・ね」などの判別が難しい、文字列が歪んで見える、視力が悪い人のようにぼやけてしまう、などの問題が起き努力しても直すことはできません。

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写真: adhd-guide.info

また日本語は他の言語と比べディスレクシアが判明しづらい文字だと言われており、認知度が高くないという実情もあります。海外の有名人の中にはディスレクシアを公表している人はとても多く特に有名なのはトム・クルーズです。彼は台本を自分で読むことも困難なので、誰かに呼んでもらったものを録音し、聞いて覚えています。計算障害とは算数障害とも言われ、小学校の間に判明することの多い障害です。

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写真: mag02.net

数の大小が概念として理解できない、繰り上がり繰り下がりが理解できない、図形やグラフが理解できない、などです。これらは小学校の算数で確実につまづくポイントなので、多くの子供が補習などを受けて理解するように勤めるのですが、中にはどんなに学習しても「どうしてそのようになるのかが理解できない」のです。例えば1+1=2なのは誰が考えても間違っていないのですが、「粘土でやったら、答えは1だよ」となるのが計算障害です。point 267 | 1

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ADHD(注意欠陥・多動性障害)という発達障害も

またADHDの傾向があることも本人が認めています。これは集中力がない、すぐに気が散る、じっとしていられない、考える前に行動してしまう、など様々な症状がある発達障害です。これらは人によって障害の出方も様々ですし、困る場面にも多様性があるため一概にどのようだと言い切ることができません。

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写真: urdflash.info

また、年齢によって社会性が伴ってくるために症状が落ち着いているように見える人もいて、家族しか分からない問題が潜んでいる場合もあります。黒柳徹子の場合は「注意欠陥」の部分がより強いと自覚しているようで、これは集中力に関する問題が多く報告されています。こちらも発達障害なので治療によって治るというものではなく、いかにうまく付き合っていくのかというものです。

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悩む黒柳徹子を救ったのは、発達障害を受け入れてくれた校長先生との出会い

小学校入学直後から学習障害・発達障害による問題に直面していた黒柳徹子、授業中に取りに話しかけてしまったり、絵を描けば画用紙からはみ出して書いてしまい、幼いながらに周りから冷たい目で見られていることに気づいていました。特に問題となったのが「喋る」という行動を止められない点。

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写真: koushinbi-mitei.blog.so-net.ne.jp

今でもその片鱗を見せることがありますが、そのせいで公立小学校を退学させられてしまいます。そこで家族は黒柳徹子を「トモエ学園」という私立校に転入させます。そこの校長先生はすぐに「この子は他のこと違う」と気づき、幼い黒柳徹子が話し続ける際の聞き役に徹したのです。その時間は4時間、通常なら「やめなさい」と言われるところを受け入れてもらえたと感じ、その後の生活に大きな影響を与えたといいます。

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まとめ


写真: coyoinunews.blog.so-net.ne.jp

発達障害は現在治るものではなく、うまく付き合っていく方法を見つけていくものです。そのため周りに理解者がいるかどうかが大変重要になります。黒柳徹子のように理解のある家族や教育者に出会えたら生活がしやすくなることでしょう。

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