『サンデージャポン』(TBS系)で22日、テリー伊藤が出演。
先日、千葉県を中心に甚大な被害を与えた台風15号の対応について、政府と東京電力などを批判する声に苦言を呈しました。
このテリー伊藤の発言には、ネット上でも様々な意見が交わされています。
同番組ではこの日、台風15号によって千葉県が停電などの甚大な被害に遭っていることを特集。
千葉県を中心に台風15号の被害が広がっているにもかかわらず、政府が内閣改造などを行い「初動対応が遅かった」と批判されていることについて、出演者らが議論していました。
議論の最中、MCの太田光はこの件について、
「今回甘く見たと言うかね、被害の状況を。それはマスコミも含めてそうで、 SNS のが早かったんだよね確かにね。」
「だからそれはもう甘く見たことは甘く見たけれども、対策本部なり、非常事態宣言したりとか、そういうのを今からでもやるって言うことはありますよね 」
とコメント。
太田のコメントに対して、テリー伊藤は別の視点から意見を述べ、
「政府が内閣改造をしたことは悪くないと思う」
「安倍政権は儀式を優先して対応が後手に回った」と指摘したうえで、
「家族で今回のこと、皆さん話し合ってるでしょ。東電が悪いとか政府が悪いも良いんですけども、それって人を恨むわけじゃない。そういうのもそうですけども、こういう厳しいときに家族で、ここで学ぶことは何かと。というようなことも人生に必要なときだったような気がするんだよね。」
「あんまり人を批判していくよりも、何年後かしたとき、『あそこでこんなことを得た』ということも家族で話し合ってほしい」
と、政府や東京電力を猛烈に批判する考え方に警鐘を鳴らし、
家族で災害対策を話し合ってほしいと私見を述べました。
他の出演者らとはまた違った視点から意見を述べたテリー伊藤だったが、そんな彼の意見に知両者からは批判的な声が殺到。
サンジャポ、途中から見たらデリー伊藤が千葉県の災害の事について、みんな批判ばかりしてるが批判は止めようとか言ってたけど。
批判も出来ないようになったらもうそれこそおしまいだよ。— 無糖の紅茶 (@andoo134) September 22, 2019
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テリー伊藤、何言ってんだろう?家族で話し合うってここ10年は自然災害だのすごいじゃん。 #サンデージャポン
— Domino (@DominoTheSky) September 22, 2019
サンジャポでテリー伊藤が、今やるべきは政府批判ではなく、台風の対策を家族で話し合うことだとか言ってたけど、なんでどっちかしかやらないって考えなんかな。
ADVERTISEMENT — roku (@rokuonfail) September 22, 2019
などのコメントが寄せられており、視聴者からは「責任は追及するべきだ」などと反論や批判が上がったようです。
台風15号では予想以上の甚大な被害がありましたね。
千葉県でも田舎のほうでは電波が通らず、携帯電話ですらつながらないといった状況でもありました。
また、台風15号の被害対応については、政府、森田健作千葉県知事、停電からの復旧作業が遅れた東京電力などが「初動対応が遅かった」と批判の矢面に晒されています。
テリー伊藤はそのような風潮に理解を示しつつ、「批判よりも災害から学びを」と促した形で、一理あるように思えます。
しかし多くの視聴者は「家族で話し合うことも重要だが、初動対応が遅れたことについては、関係者がその責任をしっかり取るべきだ」と感じたようで、非難が殺到したというわけです。
いずれにせよ、いち早い復旧を願っています。