神戸市立東須磨小学校（同市須磨区）の教員間で暴力や嫌がらせ行為などが相次いでいた問題ーー
これらの一連の報道は、8日放送の『情報ライブミヤネ屋』（日本テレビ系）でも大々的に報道され、
その壮絶ないじめの実態に、テリー伊藤らコメンテーターが「いじめではなく犯罪である」と強く非難しました。
神戸市教育委員会によりますと、リーダー格とされる40代の女性教員1名と、30代の男性教員3名からいじめを受けていたとされるのは、同僚の20代の男性教諭。
被害を受けた男性教諭は、3人の教員から日常的に暴言を浴びせるなど、悪質ないじめを行っていたことが明らかになりました。
いじめの内容はとても幼稚的で、羽交い締めにされて激辛カレーを無理やり食べさせられ、それを体に塗り付けられたり、激辛ラーメンの汁を目や唇に塗りたくられた…という被害が明らかになっています。
また、別の女性教員に性的な内容を含むメッセージを送信するよう強制されたり、被害教員が所有する車の上に乗られ、蹴られたりされた他、脚を踏まれる、コピー用紙の芯で叩かれるといった暴力行為もあったようです。
同番組では、教員同士のいじめ問題について大きく取り上げ、読売テレビ報道局副部長・高岡達之氏はこれら一連の報道について、
「私は『いじめ』という言葉は使いません。こんなものは『犯罪』です」と強く非難。
また、出演者のテリー伊藤も「いじめというか、私は集団リンチだと思っています」と言及しました。
また、番組内では被害教員が校長に相談しても事態が改善されなかった背景に、
市内の校長同士が相談してお気に入りの教員を自分の学校に赴任させることができる、「神戸方式」と呼ばれる仕組みが関係しているのでは、との見解も紹介。
このことについてテリー伊藤は、
「校長も共犯者だと思う」「子供たちにどう説明していくのか」と怒りを滲ませました。
市教委は関係者の処分を検討しているとのことですが、子どもを学校に通わす４０代の女性は、
「加害者とされる先生は、日頃から子どもを熱心に指導してくれているので驚いている。学校からは指導の一環だったと保護者に説明があったが、いじめを防ぐ立場にある人がこのようなことをしていたとしたらいけないことだ。学校側には子どもへの影響を最小限に抑えるよう取り組んでほしい」と話していました。
東須磨小学校のいじめ動画です。
こいつらは絶対許してはいけない。#東須磨小学校#いじめ#犯罪者 pic.twitter.com/vnelnz41jz— 八木茂 (@yagishigeru1) October 7, 2019
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各メディアでも大きくこのニュースが取り上げられていますが、
加害者教員らを強く非難したテリー伊藤と高岡氏の発言には、
「いじめは犯罪だとはっきり言い切ってくれて嬉しかった」など、視聴者からも多くの反響があったようです。
いじめは相手を心身ともに深く傷つける、最低な行為です。
子供たちに「いじめをしてはいけない」と教えていかなければならない立場の人間が最悪な手本になるなど、本来あってはならないこと。
子供たちのためにも二度とこのような事態が起こらないように、しっかりと全貌を調査し、改善に向けて対処してほしいものです。