以前からやらせ疑惑が持ち上がり、一時休止に追いやられていたTBS「消えた天才」と「クレイジージャーニー」。10月21日に両番組とも終了することが正式に発表されましたが、番組改編期がすでに終わっている最中での放送終了には視聴者の誰もが「やっぱりね…」と予想していたようです。
投球の球速を早く見せた「消えた天才」
まず、9月にやらせ疑惑が発覚した「消えた天才」。野球の試合映像を早回しすることで実際の投球よりも球速が速く見えるようにするなど、映像の不適切な加工が問題視されました。その後の調査のため一時休止を発表したものの、このまま番組が終了することが決まりました。これについては、TBSホームページにて詳細が記載されています。
計15種類の生物をあらかじめ忍ばせておいた「クレイジージャーニー」
「消えた天才」のやらせが発覚した直後、同じTBSで放送されていた「クレイジージャーニー」も、爬虫類ハンター企画で、計15種類の生物を事前に準備し、捕獲シーンを撮影していたことが分かり、やはり一時活動休止に。「視聴者の皆様の信頼を損なった」と、改めて放送終了を発表しています。
相次ぐTBS番組放送終了に「やっぱりね…」
このような相次ぐTBSの番組終了に、視聴者からは「やっぱりね…」の声が続出しました。やらせ疑惑に一時休止になった時点で、もはや不穏な予感しかしませんでしたが、一時休止中は特番などに差し替えられていた2番組ですが、このまま後味の悪い形で終わりを迎えることになりました。
まとめ
このように、テレビ離れが著しい現代、やらせをしないと視聴率が取れないというのは実に悲しい話ですが、悪いことをすればいずれはバレる、ということが改めて分かったような気がします。今後、場合によっては他の番組にもやらせ疑惑が出るかもしれませんね。
