俳優の木村拓哉さんが、フジテレビ開局60周年スペシャルドラマとして来年の春に2夜連続で放送されるドラマ「教場」に主演することが決定しました。しかし、このドラマの原作ファンからは「主演・木村拓哉」に立ち込めた“疑問”の声があがっています。
原作は小説
ドラマ「教場」の原作は、作家・長岡弘樹氏による同名の小説で、題名の「教場」とは、警察学校における“クラス”のことだそうです。
木村さん演じる主人公の風間公親は、普段は温厚な性格で、生徒を恫喝するようなことはなく、校内の花壇の花を世話する物腰柔らかい教官ですが、一方で、“警察学校は、優秀な警察官を育てるための機関ではなく、適性のない人間をふるい落とす場である”という信念のもと、鋭い洞察力で学生の適性を見極めるという冷酷な部分も持ち合わせています。
主演の木村拓哉に不満の声
今回、ドラマの主人公“風間公親”を演じることになった木村さんに対して、原作ファンからは、「主人公は、かなり複雑なキャラクターです。ただ冷たく演じればいいのではなく、闇を匂わさなければならない。これは木村拓哉さんには無理」
「原作がいいだけに、もったいない。他にいい役者さんが沢山いるのにね」
「原作に登場する教官はただの“鬼教官”ではない。師であったり戦友であったり親のような存在だったり、そんな変幻自在の教官を演じる力が果たして彼にはあるのだろうか」などの不満の声が多くあがっています。
「原作は、それぞれの生徒との関わりにフォーカスしているので、スペシャルというよりは連ドラのほうが適していると思います。人間というものの深層を描いている作品なので、じっくりと描いてほしいですね」(テレビ誌ライター)
ネットの声
「そもそも需要あるの?家族がグイグイ出すぎてキムタクのイメージが崩壊してしまったと思う。」
「なんだかんだで、それなりの視聴率なんだろうなー。」
「主演映画はヒットしたし連ドラの主役も控えこのドラマにと順調な木村さん、応援してます。」
「解散後のドラマと映画を全部観ましたが、キムタクならどんな役でも任せられると思います。2つのドラマも楽しみです。」
「何をやってもその個性があるから主役なのでは。
田村正和とか、阿部寛とか、舘ひろしが好きですがどれも演技は同じで別人にはなりません。
その俳優に魅力があるから観るんでしょう。
別人になって誰か分からないんだったら別の俳優でいいんですから。」