明治天皇の玄孫で作家の竹田恒泰氏(43)が28日、自身のツイッターを更新。
U―18ワールドカップ(30日開幕・韓国)に出場する高校日本代表が韓国への移動で、日の丸が入っていないチームウェアを着用することについて私見を述べました。
ネット上からは竹田氏への発言に共感の声が殺到しています。
8月30日に韓国で開幕される野球の18歳以下(U18)のワールドカップ(W杯)に出場する日本代表が、日韓関係の悪化を考慮したうえで、出入国の際には日の丸などをつけない方針が明らかになったと、報道各局が相次いで報じました。
日本代表は28日にも、韓国入りをしましたが、、日の丸や「JAPAN」のロゴが入った代表用のシャツではなく、無地のポロシャツを着用していました。
日本高野連の竹中事務局長によりますと、
「むやみに日の丸を出すのはやめようと。(韓国側の)感情も考えて。(無地を用意したのは日韓関係が)悪化してから。いつもは日の丸が入ったもので移動している。刺激するのは得策ではないだろうと」と説明。
この問題を受け竹田氏は自身のツイッターで、
「【U-18W杯】高校代表が移動時に“日の丸”自粛へ 日韓関係に配慮しロゴなど外す」というネットニュースを引用し、
「高野連の竹中事務局長はアホじゃないか? 日の丸を自粛することが、むしろスポーツと政治を結びつけてしまうことに、なぜ気付かない?」と苦言を呈しました。
続けて、「スポーツと政治が別なら、日の丸を隠さず堂々と行けばよい」と怒りを露わにしました。
また、この問題については登山家の野口健さん(46)もツイッターで、
「『日の丸を隠さないと日本代表選手を守れない』というのならばそんな危険なところに行くべきではない」と指摘。
「日本代表が日の丸を隠してまで。日韓関係に配慮って意味わからん。ならば韓国代表は韓国国旗をユニフォームから外す?片方だけが外すという事が果たして未来志向なのか?」と訴えていることが明らかになっています。
竹田氏の発言を受け、ネット上からは共感の声が殺到しているようです。
「試合中でなくとも、日の丸を堂々と掲げるべき。また、選手に危害が加えられないよう万全の体制を整えるべき。そして、高野連は解体されるべき。」
「配慮する相手を間違っている。危険な国に行く事を辞めるべきだった。」
「アスリートなら日の丸を胸に付けたユニホームを着ることが 憧れでもある。日本代表として堂々と日の丸を胸に頑張っていただきたい。そこまでするのなら、派遣事態を取りやめるべき。」
日韓関係の悪化に連動し、民間の交流では両国を行き交う観光客の減少が伝えられているが、今回の事態は、スポーツ界にも影響が及んだかたちとなりましたね。
しかし、国の代表なのに「日の丸隠し」をした高野連の対応が妥当なのか、ネット上の議論が今もなお、白熱しています。