高畑淳子（64）の長男で俳優の高畑裕太（25）が、16日から東京・下北沢で上演される舞台「さよなら西湖クン」でついに芸能活動を再開するとのことです。
高畑の芸能界復帰への気合は相当なものですが、復帰舞台のチケットが売れず、友人や知人に舞台のチラシを配り歩くなど営業活動にも精を出しているといいます。
高畑といえば2016年8月、映画の撮影で滞在していた群馬県で宿泊先のビジネスホテルの女性従業員に乱暴したとして逮捕されるも、示談が成立し不起訴、釈放されました。
とはいえ事件の影響は大きく、所属事務所からマネジメント契約を解除され、当分の間、高畑は芸能活動を休止させていました。
芸能活動を休止していた時も取材班らの直撃に対して、芸能界にいち早く復帰することを望んでいた高畑でしたが、ようやく芸能活動復帰が叶いました。
今回の舞台は、旧事務所所属の演出家が手掛ける作品となっているとのことです。
それに先立って、高畑の芸能活動再開の一報は先月に流れていましたが、実は渦中の吉本騒動によって、あまり話題にもならなかったといいます。
舞台関係者は「恥ずかしながら、チケットがあんまり売れてないんですよ。高畑君も友人や知人のところを回って、舞台のチラシを配り歩いてるんですが…」と心境を語っています。
出演するからには、満員の観客に演技を見てもらいたいと思っているだろうが、やはり高畑の事件の影響力は大きかったようで、チケットは売れず…というのが現状だといいます。
事件前はテレビや映画が活動の中心だったが、今は一劇団員のように地道な活動にも取り組んでいるようです。
事件後しばらく入院していたとされる高畑は、インドなどに何度か１人で出掛け“心の洗濯”をしたり、遺品整理のバイトや飲み屋で働いたりしていたそうです。
また17年秋、某温泉で高畑を目撃したという男性の証言によると、
「山登りから帰ってきたお兄ちゃんみたいな風貌で、テレビに出てたころとはだいぶ印象が違った。昔と違って、だいぶ落ち着いた感じですね。服装も黒っぽいイメージで、ニット帽をかぶったりして。ヒゲとかも生やしてないし、さわやかでカッコよかったですよ」
と話していることも明らかになっています。
しかし、世間の目はまだ厳しいようで、
「世の中の現実を知るべき
親の力だけでは、世の中の声は動かせない」
「イメージがよくない。実力もないし、イケメンでもない。親のコネでテレビに出ていただけ。下積みからやっていればそこそこの実力は認めてもらえて復帰の道もあったろうに、他の道を探したほうが良い。」
「どんなに繕っても根っこのところは簡単には変わらないから」
などといった高畑の復帰に対する否定的なコメントが多く寄せられているようです。
不起訴とはいえ、イメージが大幅に低下してしまった高畑の復帰舞台は大成功となるのでしょうか…