「もう私は２人の息子から卒業しています」発売中の女性誌『婦人公論』でそう心中を語っている三田佳子。昨年、喜寿を迎え、２人の息子はすでに４４歳と３９歳。一般的に、息子の行動に対する責任が問われる年齢はとうにすぎているように思えるが、彼女の場合は違います。次男の高橋祐也が逮捕されるたびに、猛烈なバッシングにあっているからです。
保護観察中のトラブル
昨年９月に覚せ○剤取締法違反の容疑で逮捕されました。彼が覚せ○剤で逮捕されたのはこれが初めてではありません。９８年、００年、０７年に続いて４度目の逮捕となりましたが、１２月には懲役２年６か月、保護観察つき執行猶予５年の判決を受けました。現在は、沖縄県内にある薬物依存の更生施設に入所して、治療を受けています。point 218 | 1
三田はこれまで母として息子の不祥事の謝罪に追われてきました。だが、祐也は２月２１日に元乃木坂４６の大和里菜さんとの再婚を発表しました。さらに、３月に『女性セブン』で彼女が妊娠していることも報じられました。父親として更生したかに思えたのですが、「実は、祐也さんは２月上旬に保護観察官の許可を得て、２週間ほど東京に戻ってきていました。その間に知り合いの男性と行ったショットバーでトラブルを起こしていたんです」と裕也の知人は語りました。point 272 | 1
彼が都内のバーを訪れたのは、２月中旬の午後１０時過ぎのこと。保護観察期間中にもかかわらず、お酒を飲み始めた彼は２～３時間ほどすると泥酔状態になったそうです。普段は常連さんだけの静かなお店なんですが、祐也さんはお店にいた女性のお客さんをナンパし始め、女性が嫌がる素振りを見せていたにもかかわらず、しつこく話しかけていたそうです。それを、お店の人が注意すると、彼は「誰に向かって口をきいているんだ」などと激怒しました。連れの男性がなだめていたそうですが、不機嫌な様子で帰って行ったそうです。point 298 | 1
批判ツイート
それで終わったかに思えましたが、数日後、祐也はあろうことか自身のツイッターで店の名前を出し、「店員に犯罪者は通報すると言われた」「従業員は少年院に行っていた」など批判的なつぶやきをし始めたのです。これについて「SNSの内容は全部、彼が作ったでたらめ。これに怒った店側は、彼を名誉毀損で訴えることも考えているそうです」とバーの常連客は話しています。
祐也が訪れたバーのオーナーに事実関係を確かめると、トラブルは認めていますがやはり祐也のツイートは事実無根だと話しています。そして、彼を連れてきたお客さまは三田さんと旦那さまとも面識があるので、彼を通じてご両親に連絡をとることにしたそうです。もう２度とお店に高橋さんを連れてこないことと、店を批判するツイッターの投稿を削除してもらうよう、そのお客さまから彼のご両親に伝えてもらうよう頼んだのです。point 254 | 1
その際、１週間から１０日以内に連絡してもらえれば、今回の件を大きくするつもりはない旨も伝えています。それでも何もしかるべき対応がない場合は、顧問弁護士に相談することを考えているようです。店側はできるだけ大ごとにしたくないようだが、トラブルから１か月近くたった現在も祐也側からは何の連絡もないといいます。point 265 | 1
いつまで続く息子問題
今回の件について三田の所属事務所に問い合わせると、「ご家族のことは本人に任せています」と、バーへの連絡の有無については回答しませんでした。もし、店側が祐也を訴えた場合、どのような処分が考えられるのでしょうか。
仮に店側が民事事件として高橋さんを訴えるのであれば、高橋さんのツイートによって店側が売り上げ減少などの損害をこうむったり、虚偽の誹謗中傷で精神的損害をこうむったなどとして損害賠償を請求することが想定できるでしょう。店側としてはツイッター社に対し誹謗中傷を理由として削除依頼を出し、それでも削除が認められないようであれば、裁判所へ当該ツイートの削除を求める仮処分を申し立てるなどの手続きをとることが考えられます。point 205 | 1
ただ、民事事件とは別に、店側が名誉毀損や偽計業務妨害を理由に刑事告訴し、それをうけて警察が捜査を開始して、検察が起訴すれば罪が成立することはあり得るそうです。仮に、今回の件が刑事裁判になり犯罪が成立すると判断されれば、高橋さんは前回の事件で保護観察つきの執行猶予中ということもあり、再び執行猶予つきの判決を受けることはできないでしょう。卒業宣言してもなお、息子に振り回される三田の苦難はいつまで続くのでしょうか。point 259 | 1