５月にＡＫＢを卒業した高橋朱里さん（２１）が韓国の６人組ガールズグループ「Ｒｏｃｋｅｔ Ｐｕｎｃｈ」として“韓国デビュー”。しかし、過去最悪といわれる日韓関係の中、韓国で“日本人アイドル追放”への議論が渦巻いている状況。同じくＡＫＢを５月に卒業した竹内美宥さん（２３）は日韓関係を考慮し、デビュー曲の発売が延期となり、「ＴＷＩＣＥ」や「ＩＺ＊ＯＮＥ」に所属する日本人メンバーにもバッシングが起きているようです。
徴用工問題、レーダー照射問題などを発端に日韓関係に亀裂が。また、日本の半導体材料の対韓輸出規制強化をめぐり、韓国側はついに「日本製品の不買運動」を展開。日韓関係は過去最悪ともいえる状況になっています。
そんななか、韓国の６人組ガールズグループ「Ｒｏｃｋｅｔ Ｐｕｎｃｈ（ロケットパンチ）」に唯一の日本人メンバーとして韓国デビューしたのが、５月にＡＫＢを卒業した高橋朱里さん。７日にデビューミニアルバム「ＰＩＮＫ ＰＵＮＣＨ」の発売記念イベントに出演しましたが、いきなり洗礼を浴びてしまったようで….。
「韓国マスコミから、高橋に対して“日韓関係が悪化する中での韓国デビュー”について、質問が飛んだ。高橋が困惑すると、ＭＣが『この質問に答えることは難しい』などと遮りましたが、アイドルのデビューイベントとは思えない緊張感に包まれました」（レコード会社関係者）
高橋さんはＡＫＢグループメンバーが参加した韓国のオーディション番組「ＰＲＯＤＵＣＥ４８」に挑戦。同番組で結成された日韓アイドルグループ「ＩＺ＊ＯＮＥ」のメンバーには選ばれなかったものの、高橋さんの奮闘ぶりを評価した韓国の芸能事務所からスカウトされ、韓国で再デビューすることを発表していました。point 203 | 1
「政治と文化やスポーツ交流は分けて考えるべきとの冷静な声もあるが、韓国内では２０２０年東京オリンピックへのボイコット論も過熱。１４日公開予定だったアニメ『映画ドラえもん のび太の月面探査記』も延期になった。高橋の活動について韓国メディアは厳しい論評をしている」（レコード会社関係者）
両国の関係悪化の影響は、日本でも人気の高い日本人メンバーが所属するＴＷＩＣＥやＩＺ＊ＯＮＥら韓流ガールズグループにも波及しているようです。
「ＴＷＩＣＥにはサナ、モモ、ミナと３人の日本人メンバーがいるが、『日本に帰れ』などネット上で韓国からの追放を求めるバッシングが起きている。そんなＴＷＩＣＥは日本で３月に１枚のアルバム、７月に２枚のシングルをリリースしたばかりで、好調な売り上げを記録している。韓国と違い、日本では日韓の関係悪化の影響はそれほど感じられない」
「昨今、韓国グループによる日本市場への熱烈な売り込みが続き、若者を中心に『第３次韓流ブーム』といわれる。だが、一方で日本人が韓国の音楽界で稼ぐことは拒絶する傾向がある。日本で稼ぎたいが、韓国では稼がれたくないという二面性がある」（レコード会社関係者）
昨年９月には、韓国の男性７人組人気グループ「防弾少年団（ＢＴＳ）」の新シングル収録曲「Ｂｉｒｄ」の作詞を秋元康氏が担当したことが発表。すると、歴史問題に結びつけるとともに“韓流ビジネスに狙いをつけた”と猛反発。一部のファンが「シングルの発売を中止しなければ、不買運動を行う」という事態にまで発展し、発表からわずか３日で収録中止が決定する事態が起きてしまいました。point 237 | 1
政治や歴史問題に振り回されるアイドルたち….彼ら彼女たちには罪はないのですが…..。