元「相棒」女優は約3年前に大麻所持で有罪判決を受けて執行猶予中の高樹沙耶さん(56)。高樹さんは「反省」はどこへやら、ツイッターを覗けば話題は毎日、大麻! 大麻! 大麻!と….
。さらには、タピオカブームのようになるとも主張しているというのです。世界に目を向けると、大麻合法化の動きがチラホラでており、昨年もカナダやカリフォルニア州が解禁に踏み切ってはいるものの…日本ではまだまだというのが現実…。
「大麻に関係する活動の一線からは、手を引くつもりです」「私にはもはやそれを説く資格はありません」
上記の言葉は高樹さんが判決を受ける直前、「週刊新潮」での手記にそう綴ったもの。しかし、「手を引ける」とは誰も信じていなかったようで…。やっぱりツイッターを覗けば、やれタイで解禁された、アメリカでどうだ、と頭の中は大麻のことばかり。
2019年8月には、現在タピオカが空前のブームで輸入量が昨年の20倍になったとのニュースを引用し、「ナタデココを思い出す。」と振り返っています。そして、その3日後、「テレビで放送すれば大麻の(ママ)そのうちこんな感じよ! 日本人は!」とツイート。「大麻ブーム」が来ない理由はテレビのせいと言わんばかり。
そんな高樹さんの大麻に対する“情熱”はツイッターに留まらないようです…。はるばる石垣島から上京し、両国で「高樹沙耶と大麻をめぐる対話」と名付けたトークイベントを開催ししました。
「1500円でドリンク付き。30名ほどの席が用意されていましたが、すぐに埋まってしまい、立ち見が出るほど大盛況でした」(参加者)
浴衣姿で登場した高樹さんは大盛況に気分を良くしたのか、ハイになり、ツイッター発言が過激だったようです…。
「逮捕後、周りは変わりましたか?」との問いには、「15年前とか20年前ならもっと世間は冷たかったと思う。今は世代的にも大麻の経験者は増えている。皆言わないだけで、結構日本人もやっていると思うんですよ。そういう人たちは応援してますとか(言う)」と語ったそう。
今年、電気グルーヴのピエール瀧さんがコカイン使用で逮捕され、楽曲が配信停止となった件を問われると….「例えば、井上陽水さんとか捕まっているけど何にもならなかった。これは自分が試されるんです。グレードによるから。どこまで自分のグレードが高いか」
続いての質問「あらゆるドラッグは法律で規制しなくていいんですよね?」との問いには….「『ローマの休日』を書いた脚本家のトランボさん、彼はずっとアンフェタミンとかやってた。ディズニーさんだってLSD大好きだったんだから。だから死んでも何しても個人の自由だと思う。禁止されると余計やりたくなるから」
高樹さんは最後に、「この前、大手企業の社員が大麻で捕まったんですけど、会社はすぐクビにしなかったんですよ。その人のポジションで仕事はさせてもらえた。みんながそういう人を温かく迎えてあげるのはすぐに出来ることだと思う。前科者にやさしく!」と訴え、拳を振り上げて会は終了したのだそう。
まだまだ大麻熱は冷める気配がなさそうな高樹さん、「ネットをやっている人はそうじゃないけど、テレビの情報だけを信じる人はいつまで経っても大麻は悪いものだと考えている。タピオカの話はそれを言いたかったの」「でも、私、テレビじゃ『放送禁止物体』になっているでしょ。だからネットや昨日の集会のようなところで草の根運動をしていくわ。また大麻やってるかって? そんな個人の妄想には付き合えませんよ」と話しています。
有罪判決を受けてもなお、大麻の合法化の思いは変わってないようです…。そこまで熱心に訴え続けるエネルギーはどこから湧いてくるのでしょうか。それこそ大麻の恐ろしさかも知れません….。