NHKは2021年1月19日、23年放送の62作目の大河ドラマで、徳川家康を主人公にした「どうする家康」を制作すると発表しました。

主演に抜擢されたのは「嵐」のメンバー、松本潤さんで、フジテレビ系「コンフィデンスマンＪＰ」などの人気作を手がけた古沢良太さんがオリジナル脚本を執筆するとのことです。

NHKの発表によると、『どうする家康』で松本潤さんは江戸幕府を開いた徳川家初代将軍・徳川家康を演じ、この作品は1人の弱気少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望のストーリーになっているとのこと。

新たな視点で家康の生涯を描き、ハラハラ・ドキドキするようなスピード感溢れるエンターテインメント作品だとしています。

大河初主演ということで、オファーを貰った時の心境を松本さんはこう語っており、

「初めに聞いたときはビックリしました。自分に大河のオファーが！？しかも誰もが知っている、あの家康を！？脚本が僕も大好きな古沢良太さん！！しかしうれしかったのと同時に、大きな不安も感じました。そんな大役を自分が務め上げられるのかと。」などとコメントしています。

また「今までとは違う新たな家康を一緒に作っていけたらと思っています。そして乱世に振り回されながら、必死に生き抜き戦国の世を平定させた人物を熱く演じられたらと思います。」などと意気込みについても語っており、一生懸命作品作りに取り組むとしています。

NHK大河ドラマにはこれまで様々なジャニーズタレントが出演しているのですが、意外にも『嵐』のメンバーは大河ドラマ出演経験が無く、松本潤さんが初の出演となっています。

ジャニーズタレントが大河ドラマ主演するのは9年ぶり5人目となりますが、ネット上ではこんな反応が…

「大河の主役俳優がどんどん軽量級になっていく」「松潤は嫌いじゃないけど役者としての評価は別。大河の主役やる実力あるかな」「大河ドラマぐらい主役は専業俳優でお願いしたいのが本音」「紅白の次は大河か…家康はイケメンではないんだし、濱田岳とか実力のある俳優に大河の主役をやらせてほしい。イケメンではなくて、上手い芝居が観たい。」とさまざま。

大河ドラマファンたちからは否定的な反応も多い様子が伺えますが、嵐ファンからは歓喜の声が上がるなど、何かと話題になっているようですね。

ただ、これまで複数のヒット作を生み出している古沢良太さんが脚本を手掛けるというだけに、松本さんの演技力にも注目したいですし、作品への期待感も高まりますね。