X
    Categories: ENTERTAINMENT

ドラマ「わたしを離さないで」のあらすじ


2017年、英国のベストセラー作家カズオ・イシグロ氏がノーベル文学賞受賞が決定しました。これを受けて、TBSで放映された『わたしを離さないで』の再放送も行われ話題になっています。2016年に原作をドラマ化して放映した作品で、衝撃的な展開に夢中になった視聴者も多かったのではないでしょうか。今回は、『わたしを離さないで』のあらすじについて振り返ってみましょう。

point 0 | 写真:mantan-web.point 64 | jp
ドラマ『わたしを離さないで』の最大のテーマが人間とは何かだと言えるでしょう。日本でのドラマ化ということもあり、設定自体は日本で行われている設定にして描かれています。主人公の幼少期の頃から大人になるまで、または死が訪れるまでを描いている作品です。このドラマの主軸となる3人、保科恭子(綾瀬はるか)・土井友彦(三浦春馬)・酒井美和(水川あさみ)を中心にストーリーは展開されていきます。この3人は、「陽光学苑」と呼ばれる児童養護施設のような場所で知り合い、共に生活を送っていくのですが、この「陽光学苑」は精神病棟のように現代社会と隔離された空間になっています。子供たちは施設の中での暮らししか知らず、外に出ることもできません。しかし、そこで幼い頃から育ってきたことで、それに違和感すら覚えていないのがこのドラマの特徴と言えるでしょう。point 430 | 1

ADVERTISEMENT

 

point 6 |
写真:madosoto.point 68 | com
ただし、絵を描くことだけを熱心に教えられていました。恭子は優等生タイプの女の子、美和はちょっとわがままな女の子、そして友彦は皆とは違う視点で生きている男の子でした。友彦は絵を苦手とし、施設の先生からも少し厄介な存在として認識されています。この「陽光学苑」において子供達は、「特別な使命を背負って生まれたきた子供達」であることを幼い頃から植え付けられて成長していくのです。point 256 | 1

ADVERTISEMENT

 

point 6 |
写真:music-book.point 70 | jp
この「特別な使命」というのは、臓器提供。そう、この施設で育てられている子供達は臓器提供の為だけに育てられている存在だったのです。しかも、ただの臓器提供者ではなく、クローン技術によって生まれたクローン人間なのです。時期が来たら、臓器を提供することが使命であり、抗うことはできません。途中でその事実に気付いた3人は、どのようにして生きればよいのか考えますが、逃げることはできません。point 261 | 1

ADVERTISEMENT

point 0 |
写真:xn--p8j2bhdbq15a.point 70 | com
普通の子供として楽しい時間を過ごしてきたのに、待っているのは臓器提供。この闇の深さがこの作品の面白いところと言えます。いずれ施設を出て、提携した病院に入院し、臓器提供をすることに決められている人生。臓器提供をする人を「提供者」と呼び、その提供者を支える人間を「介護人」と呼んでいます。臓器提供は何度も繰り返していくことで、人として生活できるレベルではなくなってしまう為、介護人の必要があるのです。最終的に、必要な臓器すべてを抜き取られた状況で死んでいくことになります。介護人もいつか自分が提供者の立場になるかわかりません。さらに、恭子、美和、友彦の恋愛模様も描かれています。恭子と友彦はお互いに惹かれあっているものの、その邪魔をする美和の存在によって、提供者と介護人という立ち位置になるまでしばらくの間会うこともありませんでした。そのやりとりにも注目して見てもらいたいドラマです。point 463 | 1

ADVERTISEMENT

point 0 |
写真:girls-job-change.point 70 | com
「人の命の重さとは一体なんなんだ」というようなわだかまりを残すようなドラマではあるものの、見ている人が色々な視点から考えられるドラマであることは間違いありません。臓器提供によって救われる人、臓器提供によって死ぬ人、何が正しくて何が不正解なのか、人の道理について真理に迫ったドラマです。短い人生の中、残された時間で何ができるのかそんなことを私たちに投げかけてくるようなドラマでした。まだ観たことがないという人にぜひおすすめしたいドラマです。point 292 | 1

ADVERTISEMENT