新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、世界的に空港での検疫が徹底されている中、とある利用客が新型コロナウイルスの症状が出始めていたのにも関わらず、驚くべき方法で検疫を突破したことで「検疫はこんなにも簡単に通過できるのか…」と慌てふためく方も少なくありません。
新型コロナウイルスの症状が出始めるも驚くべき方法で検疫を突破!
それは韓国での出来事。アメリカ留学を終え帰国した学生に新型コロナウイルスの症状が出始めていたといいます。しかし、学生は何が何でも帰国したかったのか驚くべき方法で検疫を突破しました。それは一度に20錠もの風邪薬を服用するといった方法です。学生いわく「熱が出るたびに大量の薬を飲んでいた」と保健所に話しているといいます。
これにより、学生はアメリカからの出国はおろか、韓国に入国する際にも「無症状」扱いとのことで普通に検疫を通過できたわけですが、学生はこの翌日に保健所で検査、陽性反応が出たとのことで現在は釜山(プサン)の病院に入国中とのこと。新型コロナウイルスの症状が出ていたのにも関わらず、入国するまでそれを隠していたわけなので少々悪意が感じられます。
「検疫はこんなにも簡単に通過できるのか…」と慌てふためく方続出の件
今回の件で「検疫というのはそう簡単に通過できるのか…」「検疫って意外にもろいんだな」といった驚きの声を隠せない方が続出しました。釜山市の関係者も「新型コロナウイルスの感染者が風邪薬により発熱を抑えてしまえば止められる方法がない」と慌てふためいている様子。
とはいっても、学生の行動はやはり褒められたものではありませんね。その時は熱が無かったとしても、知らぬ間にウイルスを感染させている可能性も否めないですし、そもそも一度に大量の風邪薬を服用しては、後に副作用も起こりえるので、常識のある方であれば絶対にマネするのはやめましょう。
まとめ
このように、大量の風邪薬を服用したことで空港の検疫を逃れた学生ですが、このようなケースは今回の件に限らず、検査を拒否したいがためにあらゆる方法を用い逃れる方も多い様子。このような方達が多発していることでクラスターが起こっているのではないか?という可能性が否めませんが、医薬品はくれぐれも用法・容量を正しく守りましょう。