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射殺した鳩の死体をSNSに投稿し狩猟家から批判が殺到「同じハンターとして強い憤りを覚える」


2月10日、埼玉県内のジビエ料理店がSNSに投稿した写真が物議を醸しています。その写真には、猟銃と並んだ鳩などの死体と、下処理した鳩の姿の2枚が公開されており、「鳩鴨スズメ撃ってきました!!美味しく調理して出します!」というコメントが添えてあるものでした。

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実は、その死体の鳩は“レース鳩”で、鳥獣保護管理法で定められた狩猟鳥獣の対象外として指定されているのです。この投稿を見た狩猟家らからは批判が相次いでいて、日本鳩レース協会はこのハトの飼い主特定を進めるとともに、県は調査に乗り出すとしています。また、自身も狩猟家だという千葉県在住の30代男性が「J-CASTニュース」の取材に応え、この投稿をした店側と狩猟者に憤りをあらわにしました。point 251 | 1

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「狩猟対象のキジバトと、ドバト(カワラバト)の判別を誤るなんてありえません。ましてやレース鳩の脚環がついているのに、何の疑問も抱かなかったのか不思議でしょうがありません。同じハンターとして強い憤りを覚えます」
「レース鳩の飼い主様への誠実な対応と、狩猟者としてルールを正しく守り、周囲への配慮もできないのであれば銃は持つべきではないと思います」point 229 | 1

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鳥獣保護管理法では、野生のハトはキジバトのみ狩猟できるものの、カワラバトを品種改良したレース鳩は対象外となっています。会員からの報告で投稿を把握したという日本鳩レース協会は、13日に報道陣に投稿された鳩について「レース鳩で間違いない」と認めています。また、今後の対応は飼い主と相談していくことを明かしました。point 208 | 1

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同日の取材で埼玉県自然環境課は「当然レース鳩を撃っていいという法律はない。掲載されていた写真やコメントを見る限り、鳥獣保護法に抵触する疑いがある」と指摘しており、「今後適切に対応していく」と述べました。すると、20日になって事態が深刻化したことを受け、店側が取材に応じ、「レース鳩に対する勉強不足で、ちゃんと狩猟をしている方々のイメージを悪くしてしまいました。持ち主さんにも申し訳ない気持ちです」と謝罪しました。point 269 | 1

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また、お店の従業員はレース鳩の狩りと下処理、それから撮影まで知り合いの猟師が撮影したものであることを明かし、「店の宣伝のために偽ってしまった」と説明。店側は調理の勉強のために下処理済みの肉を仕入れていたそうで、客には提供していないものの今回の投稿に至ったということです。猟師の話では、ハトの持ち主はまだ見つかっていないそうですが、今後は警察や保健所からの調査がひと段落し次第、謝罪文の掲載を予定しているとしています。point 269 | 1

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