「ホテルの浴槽で冷たい死体で発見された23歳女性の最後」
過去、イギリスの日刊ドソンは1月1日の元旦に、フィリピンマカティの一流ホテルで、フィリピン航空乗務員・クリスティーンさん（Christine Angelica Dacera、23）が変死体で発見されたと報道しました。
警察の発表によると、クリスティーンさんは正月、複数の仲間らと一緒に新年パーティーに参加していたといいます。しかし、そのパーティーの翌日、午前10時頃に事件は起こったといいます。仲間の一人、ロンメル（Rommel Galida）という男性が、クリスティーンさんを起こしに行こうと思った時に、クリスティーンさんは浴槽の中で変死体で見つかったというのです。point 240 | 1
彼の証言によれば、クリスティーンさんは浴槽に横たわった状態でそのまま眠っていたと思い、寒くならないように体に毛布をかぶせたといいます。朝になって、クリスティーンさんの所へ行き、毛布をとったら意識がない状態で、顔色が真っ青だったと証言しています。クリスティーンさんはすぐに病院に搬送されたそうですが、「大動脈破裂」で死亡したことが明らかになったというのです。解剖の結果、激しい活動と高い血中アルコール濃度のための動脈瘤が発生したものと推測されたクリスティーンさん。point 293 | 1
以後、捜査過程で浮上したのは、剖検の結果、クリスティーンさんの身体からは複数の暴行の跡が発見されたこと。彼女の体の中でも特に足と膝、太ももは擦り傷やあざに覆われていたといい、さらに衝撃的だったのは性器の裂傷と大量の精液が発見されたというのです。警察はクリスティーンさんと一緒に新年のパーティーに参加した11人の男性を強姦と殺人の疑いで起訴。11人のうち3人は、クリスティーンさんの同僚であり、残りの8人はクリスティーンさんとは全く関係がなかった人物だったとしています。point 290 | 1
起訴された男性のうち、一人はフィリピンの有名歌手の息子だったことも明らかになり、世間に大きな衝撃を与えたそうです。地元警察は、隠しカメラの映像を解析した結果、ホテルの部屋にいた彼女を呼ぶ男性の姿や、朝になって彼女の姿を確認しに行っている男性の姿をすべて確認したとしています。また、警察側はクリスティーンさんが薬を投与された酒を飲んだ可能性があるとして、薬物鑑識も依頼したといいます。一方、亡くなった彼女の家族と親交のある、フィリピンのボクシングチャンピオンでマニー・パッキャオさんは、あるラジオ放送で「彼女を殺害した犯人を逮捕すれば、120万円渡します」と発言し、話題にもなっていました。point 350 | 1
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