くら寿司謝罪
不適切動画がインターネット上にアップされるという不愉快なニュースが後を絶ちません。くら寿司もその一つです。問題となった動画では、くら寿司の従業員が切った魚をごみ箱に投げ入れ、すぐに拾ってまな板の上に起き直している様子が収められていました。くら寿司によると食材はその場で廃棄処分しており、お客には提供されていないとのことですが、もちろんネット上に拡散され大炎上しました。
従業員二人を処分したそうですが、この動画によるくら寿司のイメージダウンは免れません。当然、売り上げにも響きます。くら寿司側は大慌てでこの一連の騒動に関して謝罪文を出しました。「当社従業員による不適切な行為とお詫びについて」という見出しの文書にはこのように書かれていました。
当社の運営する無添くら寿司守口店の店内において、アルバイト従業員が不適切な行為を行った事が、インターネットへの動画掲載により判明いたしました。この動画により、お客様には大変不快で不安な思いをさせてしまいました事を深くお詫び申し上げます。
類似の事故が様々なチェーン店で多発しており、当社も日頃からその対応を懸命に行なっておりましたが、力及ばず同種の事件が起きてしまいました。本当に申し訳ございません。
本件に関した従業員に詳しい状況の確認を行った結果、撮影されていた食材は、その場で廃棄処分し提供されていない事を確認致しました。
当社では、この度の事態を重く受け止め、当事者への対応含め、法的に厳粛な対応を進めて参ります。また改めて、従業員教育の徹底、再発防止に全力で取り組んでまいります。
この一件普通に見える謝罪文。しかし、この謝罪文書を添削したネットユーザーが現れ、ツイッター上でかなりの反響の声が上がったようなのです。
的確すぎる
文書に対して赤と青で添削している画像がネット上に上がりました。その添削箇所、添削結果が、適切すぎるあまりに「勉強になる」と話題になったのです。
『くら寿司の謝罪文を添削してみた』って2ちゃんスレがめっちゃ勉強になるとワイの中で話題。 pic.twitter.com/5JdBrWuk7w
ADVERTISEMENT — ちび (@CHiBi_officiaI) February 18, 2019
くら寿司の行く末は
従業員教育が、徹底されていなかったのが、最悪の事態を起こしてしまいました。大手3社(スシロー、くら寿司、かっぱ寿司)の中でも、くら寿司だけ、収益の増減がマイナスだったのです。(昨年12月、今年1月の販売結果による)くら寿司の客離れが深刻さを増してきている中で、この騒動が起こってしまったため、今後のくら寿司の経営が心配されます。
さらに、慌てて出した渾身のお詫び文書もしっかりと添削されてしまったため、ネット上では「謝罪文を慌てて出すから、こうなるんだ」「くら寿司側に、お詫びする気持ちが足りないからこうなる」「詫びる気持ちを、誤魔化している。表現がダメだ!」など散々な結果に。くら寿司の今後の経営不振が心配です。これでめげずに売り上げ不振回復のために名誉挽回、頑張って欲しいと思うばかりです。