サバンナ・高橋茂雄さんが、26日放送の『サンデー・ジャポン』（TBS系）に出演。同番組ではこの日、新型コロナウイルスの話題のなかでも、スーパーの混雑緩和がテーマにあげていました。そんななか、高橋さんの提言が、視聴者のあいだで話題になっているようです。
ここ連日の報道では、都心部では人が減っているものの、その周辺地域の商店街などが買い物客で溢れていることが取り上げられています。
とくにスーパーには家族連れで来ている人の姿も見られるなど、その混雑緩和が大きな課題となっています。
23日に開かれた東京都の臨時会見ではこの対策のひとつとして「買い物は3日に1回に」との要請が出されました。番組では、これについて街中の取材を敢行。
実際に街の人に聞いてみると「冷蔵庫のキャパシティには限りがあるから難しい」「家族全員が3食家で食べる状況下では無理」と回答。
やはり不満に思っている人は少なくないようです…。そうしたなか、サバンナ高橋さんは店内の客の滞在時間に注目し、「買い物するときに『なに買おうか』とか考えるから長くなる」「3日パックみたいなのを売ってくれてたら」と提案。
高橋さんのこの提案にスタジオからは、「たしかに…」「なるほど。それはいい」と賛同の声が続々と上がっていました。
視聴者からも「ナイスアイディア！ それしかない」「選ぶ時間が減るっていうのは客側のストレス軽減にもつながる」と称賛の声が続出。
また、さらに高橋さんの意見から、「いくつか種類を設けて価格も安価に設定するといい」「簡単なレシピを付けてあげると丁寧かも」などと、具体的な提案を重ねるコメントも見られました。
一方で、同番組ご意見番・テリー伊藤さんは別の見方を示しました。「日常と同じものをいま食べる必要があるんですか？」と逆質問。「僕は粗食で十分だと思うんです」とこの問題についての見解を示しました。
高橋さんのような具体策にしろ、テリーさんのような根本の話にしろ、さまざまな見方があるスーパーの混雑問題。
現在、政府は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためスーパーに対して混雑時には入店制限を要請するよう、都道府県に求めています。
また、現場では、すでに自らの判断で入店制限に踏み切ったスーパーが出ているほか、大型の総合スーパーも「入店制限する場合がある」との方針を打ち出し始めています。
店頭には「最少人数でのご来店をお願いします」との貼り紙も掲げるほか、混雑する時間帯を避けた買い物も呼びかけてる状況のようです。
店側もいろいろと対策をしているようですが、客側としても混雑を避けるべき行動をすることが必要でしょう。