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スーパー勤続17年の男性、万引き犯を追いかけて解雇!?その後の悲しい結末とは….


近年、日本の企業では終身雇用制度の維持が難しくなってきており、会社のために長年尽くしてきたとしても突然解雇を言い渡されるケースもあります…。そんななか、海外ではもっとシビアなようです。イギリスで、長年スーパーに勤務していた男性が万引き犯を追いかけたことで解雇され、それを苦にして自〇してしまったというニュース伝えられました…。

ネタりか

イギリスの大手スーパーマーケット「テスコ」に17年間勤務していたショーン・ウィンスタンリーさん(Shaun Winstanley)。ショーンさんは優良従業員として表彰されたこともあり、ショーンさん自身もテスコに尽くしてきたようです。

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そんなショーンさん、ハイフィールド通りにあるテスコに勤務していた際、店に突然強盗がやってきて銃を向けられたといいます。撃たれはしなかったもののショーンさんのショックは大きく精神的にも不安定になり、テスコ側から提供されたカウンセリングを5回ほど受けたそう。

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しかしその後、普段は自ら休みを取ることをしなかったがショーンさんですが3回ほど無断欠勤したために処分を受けることもあったようです。そしてショーンさんは別の店舗に移動になり、その店で万引き犯を目撃し追いかけようとしたそうです。すると、店側はこの行動に、「自分自身と顧客を危険にさらした」という理由でショーンさんを解雇したのです。point 219 | 1

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長年テスコで働いてきたショーンさんにとって、解雇はとても受け入れ難いものでした。ショーンさんと家族はテスコの判断に納得がいかず、テスコへ解雇を取り消してもらうように裁判所へと訴えました。しかしショーンさんの訴えは却下されてしまいます。

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ショーンさんは精神的な疲労が重なったのか、その1週間後に自宅で亡くなっているところを発見されたそうです。死因は窒息死。

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ショーンさんが死亡した件についてショーンさんの継娘であるシボーン・ウィンスタンリーさん(Siobhan Winstanley)は、テスコに手紙を送りましたが、「その問題は既に終了した」という返答があっただけ。シボーンさんは父親を亡くしたやるせなさを次のように語っています。

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UtaTen

「今も父のいた店に行けば、間違いなく父がそこにいるような感覚を覚えることでしょう。しかしもうそこにはいません。私はテスコに対して怒りを抑えられずにいます。私達は父の遺灰を壷に入れて、リビングルームに置いていますが、毎朝コーヒーを飲む時にその遺灰を見ながら、『もし状況が違っていたら父は死ななくてすんだかも…』と思うのです。」point 218 | 1

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「私達はテスコを裁判で訴えるべきだったのかもしれません。しかし彼らがすることは、せいぜい遺族への慰謝料を渡すことぐらいでしょう。私はお金なんていりません。ただ父に帰ってきて欲しいだけなのです。」

一方、テスコ側は、「我々の仲間である従業員の福祉と安全は、我々にとって最も重要なことです。ショーンさんの死について聞かされた時は非常に悲しい思いをしました。ただ残念なことに、我々は彼の個々の状況についてコメントすることはできません」と述べています。

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摂理ナビ

17年も職場に尽くしてきたのにもかかわらず、このような結果となってしまい本当に胸が痛みます。ショーンさんのご冥福をお祈りいたします…。

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