『第71回NHK紅白歌合戦』にて総合司会を務める、内村光良さんが、25日放送の『あさイチ』(NHK)に出演。今年で4年連続で紅白の総合司会を務める内村さんですが、これまでで「一生忘れられない」紅白の思い出を振り返りました!
番組冒頭、内村さんは総合司会を務めることについて「怖いです。お客さんいないですから。どうすんだろうって感じです」と不安を口に。
「本当にお客さんいない所でやるんだって思うと、すごく、全く勝手が違う、今までと違う緊張感があります。審査員の方もきっと遠いでしょうし、密になれないのがどうなることやらって感じですね」と心境を吐露しました。
また『NHK紅白』の過去の名場面を振り返る中で、「あの光景は、一生忘れない」と語り、第68回(2017年放送)での欅坂46との「不協和音」の舞台裏で巻き起こった”ドラマ”について改めて振り返りました。
本番10分前くらいに、スタッフから何人かちょっと出られないかもしれないと言われた内村さんは、本番30秒前に、まだ明かりの点いていない暗いステージでスタンバイしていたそうです。
そこへ平手友梨奈さんたちがやってきたのですが、「やめといたほうがいい」とスタッフに止められていたと。でも平手さんたちは「私は出ます、絶対に出ます」とプロ根性を見せていたそうです。
内村さんは「(本番)30秒前なんですよ、スタッフが諦めてはけていったら、皆が平手さんの背中に手をあてて、『大丈夫、できるよ』って。あの光景は本当に忘れられないです」と、本番直前にドラマが起こっていたことを明かしました。
本番中は後ろに倒れ込むメンバーやセンターの平手さんも途中からふらつき、パフォーマンスを終えた後は力尽きるようにステージ上で倒れこむ場面がみられました。
ショッキングな出来事に「演出かと思っていた」「そんな過酷なんだ」と驚く声や、メンバーの体調を心配する声があがっていました。
しかし、今回の放送で内村さんが改めてこの件について言及したことでインターネット上では多くの反響が寄せられています!
「朝から泣いた」
「裏側でそんな壮絶なことになっていたのか」
「平手さんとても頑張ったんだね…感動をありがとう…頑張ってくれてありがとう…」
アーティストたちにとっては夢のステージである『NHK紅白歌合戦』。今年は無観客での放送となりますが、その舞台裏では生放送ゆえのドラマが今年も巻き起こるのではないでしょうか…。