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なんとなく知っておきたい「ひまわりの花言葉」の知識



写真:moshimo.net

夏の花の代表といえば、ひまわりがあります。ビタミンカラーである黄色い花は、見ているだけでも元気を分けてくれるような気がしてきます。たくさんのひまわりがいっせいに太陽の方に向かって咲いている姿も微笑ましくて気持ちも明るくなります。

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写真:cdn.pixabay.com

花にはそれぞれ花言葉というのもがあり、もともとはヨーロッパで広まりましたが、日本には明治初期に伝わってきました。もちろんひまわりにも花言葉がいくつかあります。花の見た目のイメージ通り、花言葉も元気で明るく前向きな言葉なのではないかと思いますが、実は花の色や数、また国によってその見た目とは似つかない意外な言葉があるのです。

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写真:i.kinja-img.com

黄色い一般的なひまわりには、「あなただけを見つめる」といった情熱的な言葉がつけられています。常に太陽の方を向いている向日性の性質をもつひまわりにはぴったりの言葉でしょう。他には、「憧れ」・「未来をみつめて」・「愛慕」などといった前向きな言葉があります。ひまわりの花言葉はギリシャ神話が由来となっています。花言葉からイメージすると、美しい愛の話のような印象を受けますが、実は少し悲しい話がもととなっているのです。太陽の神アポロンに恋をした水の女神クリュティエは、アポロンの心変わりによって恋を成就することができませんでした。叶わなかった恋に涙し、ずっと彼を見つめるだけの毎日を過ごしていた所、なんと1本のひまわりになってしまったというお話しです。クリュティエの一途な思いが伝わってきますが、このような失恋の話がもととなっていたとは意外です。point 443 | 1

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写真:biopark.co.jp

夏の目を引く黄色い花とは違い、秋に合うような赤紫色のひまわりもあります。ムーランルージュという品種なのですが、こちらの花言葉は悲哀です。元気いっぱいなイメージのある一般的なひまわりとは印象がまったく違います。イタリアンホワイトというちょっと珍しい白い色の品種もありますが、こちらはほどよき恋愛という言葉がつけられています。黄色い花が情熱的だったのに比べて、こちらはちょっと控えめな印象を受けます。

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写真:h-garden.co.jp

バラは送る本数によって意味が変わるのはよく知られています。実はひまわりも本数によって言葉が違ってきます。1本の場合は「一目ぼれ」、3本だと「愛の告白」、7本になると「密かな愛」となります。11本になると「最愛」という意味を持つので、1本~11本までは愛の告白のシーンで使うと喜ばれる事でしょう。ここで驚きなのは、ひまわりの花言葉は99本、108本、999本と大量の数にもそれぞれ意味があるという事です。これだけの数になると、「永遠の愛を誓う」、「結婚しよう」などといったプロポーズ直球の意味を持つようになります。ちなみに999本は「何度生まれ変わっても君を愛している」、なので結婚後にも配偶者に感謝の意を込めて贈ることもできます。point 388 | 1

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写真:image.space.rakuten.co.jp

ひまわりには少し怖い意味をもつ花言葉もあることをご存知でしょうか。「偽りの富」、「にせ金貨」というネガティブな言葉があります。この二つの花言葉は南米ペルーの逸話が由来となっています。スペイン人によるインカ帝国の侵略により巫女の神聖な冠が奪われてしまったというお話が残っています。その為、西洋では日本とは対照的なこのようなネガティブな言葉が存在しているようです。
このようにひまわりは色や本数、そして国によって花言葉が変化してきます。何も知らずに人にプレゼントをすると、後々誤解を招いてしまうという事もあるかもしれません。人に花を贈る時には、花言葉の意味をきちんと調べてから渡すようにすると良いでしょう。色や本数によって意味が違うというのはあまり知られてないかもしれませんが、メッセージカードに意味を書いて贈ると相手に気持ちが伝わりやすく、より喜んでもらう事ができます。point 467 | 1

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