8日、総合司会を務める同局の朝の情報番組「THE TIME,」(月曜~金曜前5・20)には、TBSの安住紳一郎アナウンサー(48)が生出演。スキー・ジャンプ混合団体を終えた高梨沙羅(25)についてコメントしたところ、視聴者からも反響を呼んだようです。
7日の北京五輪・スキージャンプ混合団体で、日本の高梨沙羅ら5人が規定違反で失格となったことを伝えました。これは、1回目の高梨がスーツの規定違反となり、得点が無効となったこと。それでも日本はあきらめず、合計点で4位に入りました。
ルールなどを説明したうえで、失格となった選手は「実力、実績ともに十分、ワールドカップで優勝、オリンピックのメダリスト、ワールドランキング上位の選手等々、ベテランの選手も失格になっているということで、かなり厳しい選択を求められたうえ、ルールの運用はどうだったのか。そんなことに思いはいたります」と伝え、
安住アナは「高梨選手涙の失格。昨日中継を見ていた方も多いと思いますが、2回目のジャンプをどんな気持ちで飛んだのか。そのことを考えると胸が締めつけられるようです」とコメント。さらに「昨日は中継を見て、自分でもジャンプの規定をいろいろ調べた方も多いのではないでしょうか」と話しました。
一方で、2018年のW杯女子開幕戦では62人中8人が失格となった例もあるそう。また安住アナは「私も高梨さんとずいぶん、取材や一緒にロケなどもさせてもらいましたけど、なかなか高梨沙羅さんにとってオリンピック…どうしていつもこうして、オリンピックの女神は沙羅ちゃんの笑顔を引き出してくれないんだとそんな気持ちになりますけど」と吐露する様子もありました。
最後には「スポーツというものはこういう冷たい一部現実を持っているからこそ、また面白いということがあるのかも知れません」としましたが、この報道に視聴者からは「オリンピックという大舞台で実力を存分発揮する選手もいれば、そうでない選手もいる。高梨選手は好結果に結び付きにくいところがあるけど、日本代表として出場する以上は応援していきたいと思う」
「五輪で有力選手がメダル取れない事はよくあるけど公平な競技の結果なら残念だけど仕方ない所もある、でも今回惜しかったオリンピックは残念以上に不満ばかり目立つ」「オリンピックと相性が悪い人いますよね」などといった声があがっていました。
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