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自殺は自殺を呼ぶ…事故物件サイト「大島てる」で分かる絶対に借りてはいけない部屋


ここ数年話題の事故物件ですが、その事故物件について特に詳しい大島てるさんをご存知でしょうか。大島てるさんは自ら事故物件を紹介するウェブサイトを立ち上げ、日本だけでなく世界中の地図から現場を検索できるようにしています。事故物件というのは、そこに住んでいた人が孤独死や自殺、殺害されたなどをして亡くなった物件のことを言います。しかしそういった物件は安く入居できることが多いので、場所や間取りが良ければ気にしないという方に人気があり、積極的に事故物件を紹介する不動産会社も増えています。


写真:ocana.jp

しかしもちろん事故物件に住みたくないという方もいます。そんな方のために、どんな物件に注意したら良いかを大島てるさんは語っています。その中からいくつか紹介しましょう。大島てるさんいわく、「異常に家賃が安い物件」には注意したほうが良いです。近辺の物件の家賃と比べて不自然に安い、特に都心部など必然的に家賃が高くなる地域なのに安過ぎるのは、わけあり物件と疑ったほうが良いでしょう。

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写真:wallpaperjournal.com

また「隣が倉庫や空き家になっている物件」も事故物件の可能性が高いです。例えばマンションで隣室がなぜか倉庫として使われていたり、隣家が空き家になっているケースです。事故があった部屋は新しい人が入居しても早々に手放すことが多く、倉庫として使われるのも珍しくないからです。事故物件の隣に住みたくない方はしばらく空き家になっている家の隣は住まないほうが賢明でしょう。

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写真:chukai.com

ここで覚えておきたいのは、事故物件かどうかはそこを借りる人に伝える義務になっており、隣室や隣家の人に伝える義務がないことです。そして「不自然にリフォームがある物件」も注意が必要です。なぜか一つの部屋だけ床から壁まで完全にリフォームしてあるのは、その部屋でまさに自殺や孤独死があり、全体をリフォームする必要があった可能性があります

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写真:tech.me

古いアパートなのに寝室だけ完全リフォームなどは注意したほうが良いでしょう。他にも大島てるさんが警告するのは、「定期借家が契約条件にある物件」です。立地も悪くないのになぜか一年未満の契約ができるなどの物件は、不動産会社があえてそうしていることがあります。

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写真:usocity.com

なぜかというと事故物件で事故があった後に、一人でもその物件に入居した人がいれば例えそれが短期間であっても、次に入居する人に事故物件の告知をする義務がなくなるからです。事故物件を避けたい人は、以上のことに注意して物件を探しましょう。

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