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押しも押されぬ成功者・孫正義が成り上がった軌跡


今や日本国内だけでなく、世界でも名を知られた存在となった日本一の大富豪・孫正義氏。孫正義氏はソフトバンクグループの創業者かつ代表取締役会長を務め、さらにはプロ野球球団の福岡ソフトバンクホークスのオーナーとしても知られています。

 


写真:ウォール・ストリート・ジャーナル

その推定資産額は、昨年の時点でおよそ2兆2500億円。これは世界の長者番付にも上位に名を連ねる資産額となりますが、同時に孫正義氏は10兆円規模の大きな借金を抱えていることでも知られています。巨万の富を築いた成功者でありながら、莫大な借金というリスクを負って未だその過激なビジネスを続けている孫氏は、一体どのような経歴を歩んできたのでしょうか。

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孫正義氏の「成り上がり」


写真:ログミー

孫正義氏のこれまでの波乱に満ちた半生は、まさに「成り上がり」です。孫氏は在日韓国人実業家の両親のもとで佐賀県の朝鮮人集落に生まれました。両親は共に密入国のような形で日本にやって来たため、孫氏は少年時代は戸籍すらなく、差別にも苦しんでいました。しかしながら、父親は密造酒の製造販売やパチンコ業で成功しており、生活はそれほど貧しくはなかったようです。

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大きな転機が訪れたのは高校時代


写真:Socialzineまとめ

孫氏に大きな転機が訪れたのは高校時代の時です。ある日、孫氏は日本マクドナルド創業者の藤田田氏のことを知り感銘を受け、ビジネスに興味を持ち、アメリカの名門・カリフォルニア工科大学バークレー校に留学することとなります。熱望の末に藤田田氏と実際に対談をする機会を得た孫氏は、そこで「コンピューターについて勉強すること」をアドバイスされます。これをきっかけに、孫氏はデジタル部門でビジネスを立ち上げることを決心するのです。point 294 | 1

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自身の会社を起業する孫氏


写真:co-media

熱心に勉学に励み大学を卒業した孫氏は、自身の会社を起業するために軍資金を集めるべく、発明によって資金を得ようを思いつきました。そして自ら考案した「音声付き自動翻訳き」をシャープへと売り込み、若干22歳にして1億円もの資金を手にするのです。そこからの孫氏の勢いは止まりませんでした。得た軍資金を元にソフトバンクの前身となるソフトウェア開発会社「ユニソン・ワールド」を立ち上げ、博多に事務所を構えてビジネスを開始すると、どんどん利益を上げ、やがて「日本ソフトバンク」、そして現在の「ソフトバンク」と変わり、1兆円超の利益を上げる大企業を作り上げたのです。point 354 | 1

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写真:SankeiBiz

戸籍も無い少年時代から、1代で巨万の富を築いた孫正義氏は疑いようもなく日本トップの経営者であると言えるでしょう。しかし彼のサクセスストーリーはまだまだ終わることはなく、今後も目が離せません。

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