日本の国は刑法175条という法律があり、わいせつ物の頒布と販売が固く禁じられています。わいせつ物を公の人々に見せたり、販売すれば、その責任者は刑事罰を受けてしまいます。実際に無修整画像をブログにアップしたり、自分の性器が写った自撮り画像をSNSや掲示板に投稿したりした方々が、実際に警察に逮捕されています。男女に差はありません。基本的に無修整の性器が写っているか、それが逮捕の決め手になります。
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ただし、厳密に言えば刑法175条に「無修整画像がわいせつ物に該当する」という文言はありません。これは法律家の間でも盛んに疑問視されている点ですが、その法律家は非常に昔に施行されたものであり、文言がかなり曖昧で抽象的です。実際に175条には「わいせつ物の頒布、販売を禁じる」という文言があるだけであり、一体どういった写真や動画、創作物がわいせつに該当するか、その定義は一切明記されていません。
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実は警察官が半ば恣意的に刑法175条を常に拡大解釈して運用しているのが実態です。過去の最高裁の判例などによって「無修整の性器画像」は人々の大多数がわいせつ物と感じる、よって刑事罰が相当、という「空気」で罰せられています。実際に刑法175条はしばしば拡大解釈され、いわゆる完全なフィクションである漫画についても罰せられたり、自撮りのヌード写真という性犯罪の写真でもない物までは、わいせつ物として認定され、ごく普通のクリエーターや市民が摘発されています。point 290 | 1
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無修整の性器画像や無修整性器表現のアダルトマンガ等が今現在では主に摘発対象になっていますが、実は具体的な法律によって逮捕、起訴されているわけではなく、刑法175条の拡大解釈で「警察官、または裁判官がわいせつなもの」と感じたら、その物の撮影者や創作者は摘発される、というかなり歪んでいる状況です。
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また過去には、無修整ではモザイクがしっかりと施されたアダルトビデオや同じく無修整ではなく、性器に修正が施されたアダルトマンガ等が、わいせつ物頒布や販売等の罪で摘発され、実際に有罪判定されています。いわゆる児童ポルノとは違い、そういったコンテンツには「性被害を受けた被害者」は存在しません。
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ただただ、警察官や裁判官の裁量によって有罪になっているだけであり、その半面、ペニスや女性器が無修整で掲載されているにも関わらず、芸術性が高いので、春画や西洋のヌード画、ヌードデッサン用の写真集などは、セーフの判定を受けており、実は一概に「無修整だからアウト」という事もなく、反対に性器修正した画像なのでセーフという事実はありません。