東京都は12月17日、これまでで最も多い822人が都内で新たに新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表。検査数の増加だけが感染の確認が増えた要因ではないとも言われ、医療提供体制の警戒レベルも4段階のうち最も深刻なレベル4に引き上げられました。
過去最大の感染者数について、都の担当者は「すべての年代と都内の全域に感染が広がってしまったことが積み上がり、きょうの数字になっている」と述べました。
また政府の観光支援策である「GoToトラベル」も全国一斉停止に。世間に暗い影を落とし続けている新型コロナウイルスはいまだに終息が見えません…。
飲食やアパレルなどさまざまな業種がコロナ禍によって大打撃を受けましたが、経営するジムの入会者が激減し、ため息をつくある人物…
その人物とはタレント・坂本一生さん。
「新加勢大周」の名前で90年代に芸能界デビューした坂本さんですが、芸名をめぐりトラブルに。
結果、改名することになり、その後も波瀾万丈な人生を歩んできました。
そんな坂本さんは2017年12月に出身地の千葉・八千代台で「SISパーソナルトレーニングジム」を開業。
インストラクターを雇っていますが、昔から身体を鍛えるのが趣味だった坂本さんが、知識と経験を生かして直接指導も行っているようです。
純粋に身体を鍛えたい客や坂本さんの女性ファンが固定客となり、地道に経営してきたといいます。
そんな坂本さんは「コロナで会員数が減っています…」と本音を激白。
給料が減ってジムの会費を払うのが厳しくなったという会員の話を聞き、ここまで深刻な状態になってしまうとはと感じたようです。
また突然ジムをやめてしまう人や、いきなり音信不通になっていなくなってしまう人も。
収入が減ってしまうと必要のない物から削っていくのは当然のこと。ジムでトレーニングをしなくても生きていけますし、家でも出来きますから仕方ないでしょう…。
坂本さんはコロナが終息しても元に戻るかはわからないので不安だと口にしています。
経営するジムは、常時検温や換気、消毒を徹底しているといい、トレーニングをしにきてもらって、コロナ疲れを吹き飛ばしてもらいたいとも語っています。
また4月7日の緊急事態宣言でますます厳しい状況になった際には、ジムを1人使用限定で、1時間2000円で時間貸しを始めたそうです。
しかし、今年の5月に、ジムの片づけをしていた時、5キロのプレート4枚と体温計がなくなっていることに気付いたという坂本さん。なんと、盗難にあってしまったのです!
警察に被害届は出していないとのこと。その理由について、証拠をつかむのは難しく、警察に被害届を出す時間や労力をかけるのがわずらわしいと語っています。
また「被害届を警察が受理した場合、うちのパーソナルジムの会員や時間貸しの利用者の方も捜査対象になりかねません。お客様にストレスを与えたり、迷惑をかけたりしたくないので被害届は出さず、自分の反省材料にしました」と述べています。
コロナ禍が過ぎるのを待って、また多くの人にトレーニングをしに来てもらえるよう願いたいものです!