7月に急死した安倍晋三元首相(享年67)の国葬が、いよいよ27日に日本武道館(東京・千代田区)で執り行われることになりますが、一部テレビ局では国葬に合わせてある指示が飛んでいるといいます。
国葬に伴い、今月27日の安倍元総理の国葬当日は正午ごろから午後9時ごろまで首都高の都心環状線を中心に広範囲にわたって通行止めになるほか、一般道では会場の日本武道館周辺や国葬後の行事が予定されている港区の迎賓館の周辺でも大規模な交通規制が行われ、一部の歩道も通行できなくなります。
国葬の前後の26日と28日にも海外要人の来日や移動に合わせて首都高と一般道で一時的な交通規制が行われるということです。警視庁は詳細をホームページに掲載し「現場での警察官の誘導に従い迂回や交通規制に協力してください」と呼び掛けています。
日本武道館周辺では国葬反対デモも計画されており、当日は最高レベルの警戒態勢で臨むことになっていますね。そんななか、一部テレビ局では国葬に合わせて〝ある指示〟が飛んだというのです。制作会社スタッフの話によると、 「国葬当日の屋外ロケがすべて中止になりました。国葬という国家的な儀式であることと、大規模な交通規制で都心の移動がままならないことが原因と考えられます」ということ。
NHKを筆頭に、地上波テレビは国葬を生中継したり、5時間にわたり特番を組むなど、メディアも追悼ムード一色になる(テレビ東京は除く)といいます。いまはSNS時代。屋外ロケをやっているところを隠し撮りされ、ネット上に出回れば『不謹慎だ』という議論にもなりかねないことを懸念しているのでしょう。
テレビ局の『外ロケしないで』という指令はネット社会も意識しているのでしょうね。国葬当日、何も起こらなければいいが、反対の声が多いため波紋を呼ぶでしょうね‥。
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