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stap細胞はあった!?業界に踊らされた小保方晴子の悲運


stap細胞の論文問題でメディアから一斉に非難を浴びた小保方さん。確かに論文には問題があったのでしょうが、そのことよりも小保方さんの容姿であったり、stap細胞そのものにも疑念が抱かれるなど話が無秩序にあらぬ方向にとんでしまったのが、今回の騒動も大きな問題点だったと考えられるでしょう。今ではstap細胞など無かったかのようなあつかいになってしまっています。問題の本質をとらえないでメディアが騒ぐとこうなるという典型的な例となってしまいました。

 

メディアは本質ではなく外見が気になる


写真:asuniwanarou.hatenablog.com

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メディアの特徴として、話題性が重視されるということが大きな問題となってしまいます。そのため小保方さんの場合でも素敵な容姿の方が凄い研究をしたという報道になってしまいました。ここで、凄い研究の方ではなく、素敵な容姿の方をメディアが取り上げることが既にこの特徴が出てきます。老人の男性のような人がこの発表をして入れば、メディアは取り上げることもなかったでしょう。このメディアの姿勢がこの騒ぎを大きくしたといってもいいでしょう。本質ではなく話題になるかどうか、見た目でインパクトがあるかどうかということを重視するメディアのやり方は、問題と考えてもいいでしょう。point 277 | 1

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写真:www.fsight.jp

このことは、本質的な問題を見る時でも出てきます。今回のstap細胞にしても論文のねつ造が本質ですから、stap細胞の有無が否定されたわけでも肯定されたわけでもありません。ですが、今では日本ではstap細胞などないかのようになってしまいました。そのため、これを研究することもはばかられるようにもなっています。何かstap細胞が悪者のようになってしまっているのです。この間にも世界はこの研究を続けていて、近い将来にはびっくりするような発表が外国からされるかもしれません。そうなったらメディアのせいで大きな損失をしたということが分かるでしょう。point 335 | 1

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問題の本質が重要視されない


写真:blogs.wsj.com

今回の小保方さんの問題では論文のねつ造が問題なので、問うべきは論文のでっち上げについてのみです。小保方さんの容姿は論外ですし、stap細胞の有無についても否定も肯定もすべきではないでしょう。論文がねつ造なのですから、分からないというのが現状というだけのことです。とすれば、このねつ造について処分をすれば終わりという話で、後はこうしたねつ造が出来ない体制をどう作るのかという対策を検討するのが大切ということになります。ですが、メディアは連日小保方さんの行動や今日は何をしていたなどというどうでもいいことばかりを煽っていました。point 347 | 1

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写真:blogs.yahoo.co.jp

そのため、stap細胞まで悪者扱いされるというびっくりの事態にまでなったのです。論文がちゃんと出来ていないことと、stap細胞の有無とは全く関係がありません。それが為にstap細胞の研究が滞って諸外国に先んじられるようなことになれば、国家的な損失となるようなことになるのかもしれないのです。しかも、再現実験をして、それが出来なかった時にはメディアはそれほど取り上げませんでした。再現できませんでしたというニュースが少し流れるぐらいだったのです。この取り上げ方の違いもメディアの特徴です。もうブームではないと感じれば別に興味はないとばかりに適当な報道になるのです。point 351 | 1

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まとめ


写真:twitter.com

stap細胞はメディアのいい加減な報道によって、今ではその存在まで完全否定されるかのような状態になっています。これは物事の本質を見ないメディアによってそういう雰囲気を作られたといってもいいでしょう。小保方さんはこのいい加減なメディアに翻弄されたとも言えます。確かに論文のねつ造は良くないことですが、これに対しての処分を受ければいいだけで、後はねつ造が二度と出来ないようにする対策が必要なのですが、そうしたことは全くといっていいほどされませんでした。point 297 | 1

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