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イカの下処理も丁寧に解説!大根とイカの煮物レシピ


ついつい食べたくなる大根とイカの煮物ですが、イカをさばくのが難しそうだから大変そうという理由で断念している方もいるでしょう。確かにさばくという言葉だけで、自分でできるのかなと自信がなくなりますよね。ワタを取ってあるものもスーパーに置いてありますが、せっかくなのでさばけるようになってみませんか?そんな方のために簡単なイカの下処理の仕方とおいしいレシピをご紹介します。


写真:Lidea

 

 

まずイカの下処理のやり方ですが、まず包丁とまな板を準備します。さばく時イカスミがまな板に付くのが嫌な方は、新聞紙の上で処理するのもよいでしょう。最初にイカの胴からワタを外していきます。胴の内側に指をしっかり差し入れ、ワタが付いている部分を探します。見つかったら優しくその部分を外し、片方の手で胴を持ちもう片方の手でイカの目のあたりを持ちワタを破かないように引き抜きます。ワタにはイカの墨袋が付いているので、使わない場合は包丁で切り離しましょう。point 292 | 1

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写真:よしらじブログ

 
次にイカの目とくちばしを外しましょう。目と目の間に包丁で切りこみを入れて、目とくちばしを手で押し出すようにして外します。
次に軟骨をぬき皮をむいていきます。イカの胴に指を入れて、中の軟骨を引っ張り出します。次に三角のエンペラを手前に引くようにして外して、皮を指で持って縦に向いていきます。難しい時はキッチンペーパーでつかんでむくと滑りにくくなりむきやすいです。ここで胴の中を水洗いしましょう。
イカのワタを触るのが気持ち悪いという方にお勧めの裏ワザとして、イカを丸ごとジップロックなどのチャック付きのビニールに入れて冷凍してしまいましょう。イカが固まったら水をはったボウルなどにイカをつけて胴だけ解凍させていきます。解凍したら先ほどと同じ手順でワタを外します。こうすることでワタが固い状態で取り外せます。ただしとても冷たいので冬にはお勧めできません。point 439 | 1

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写真:日本料理、会席・懐石案内所

 

 

続いておいしい大根とイカの煮物の作り方です。材料はイカ2はい・大根3分の1本・醤油とみりん各大さじ2・砂糖小さじ2・水3カップで4人分のレシピです。
①先ほどの手順で下処理したイカの胴を輪切りにします。今回イカは皮つきのままでも大丈夫です。足は半分に切り、2本ずつに切り分けます。
②大根の皮をむき、2センチの厚さの半月切りにします。
③②の大根を鍋に入れ、大根にかぶるくらいの水を入れて火にかけます。沸騰したら10分ほど煮て火からはずし水を切ります。この手順は省いても問題ないですが、一度大根をゆでておくと味がしみ込みやすくなるのでぜひやってみてください。
④鍋に③の大根と水3カップ・砂糖小さじ2を入れて火にかけます。
⑤④の鍋の水がふつふつ沸いてきたら、みりん大さじ2・醤油大さじ2の順に入れて10分から12分ほど弱火で煮たてます。この時アルミホイルなどで落としぶたをしておくとより全体に味がしみ込みます。
⑥⑤にイカを加えてさらに10分くらい煮ます。以上で完成です。point 504 | 1

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写真:クックパッド

 

 

ポイントとして調味料は料理の「さしすせそ」の順で入れるところです。さは砂糖・しは塩・すは酢・せは醤油・そはみそですね。聞いたことはあっても特に意識したことがないという方が多いと思いますが、この順番を守って砂糖を先に加えることで甘みが全体に浸透しますのでよりおいしい煮物に仕上がります。そして弱火でじっくり煮込みましょう。強火で煮込むと味が濃くなってしまうので注意してください。さらに作った煮物は冷めると味がしみ込みますので、二日目にはよりおいしく召し上がれます。point 302 | 1

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このようにイカの下処理は思ってるより簡単なものです。これで諦めかけていた大根とイカの煮物にチャレンジできますね。是非作っておいしい煮物をご賞味ください。