靴の製造技術の発展によって、スリッポン（紐無し靴）は快適になりました。定着しはじめたのが2010年代の初め頃です。しかし、スリッポン愛用者を悩ませるのが、靴下との組み合わせ方です。意識しないでいると、足元がみすぼらしくなってしまうからです。

 

靴下を見せないスタイル

ファッションに疎い人たちは想像もできないでしょうが、スニーカーやスリッポンから靴下を見せたくないと思っている人は少なくありません。野暮ったく見えるのと、足が短く見えてしまうという理由です。しかし、脱げてしまって靴の中でダマになるのも苦痛ですよね。

しかし、最近はユニクロのベリーショートソックスを筆頭に、滑り止めがついた脱げない靴下も多く販売されています。それらが問題を解決してくれることでしょう。それに、当たり前のことですが長ズボンを履いても靴下は見えません。

 

靴下を見せるスタイル

靴下を見せると野暮ったいと先述しましたが、良くいえば上品に見えます。ただ、はくにしてもおしゃれな靴下を履きましょう。柄があるよりかは、最近の”ノームコア”の流れに沿ったシンプルで上質な素材感を見せることが出来たら十分です。

ただ、半ズボンでこだわりのない靴下を履くことはあまり好まれません。足元からこだわっていきましょう。女性ならば、ぴっちりした靴下をはけば、素足を晒す効果と同じものが得られます。

 

冬はどうするべきなのか？

冬になれば、夏にしていたようなカジュアルなファッションはできなくなります。

ただ、女性ならストッキングの色をトップスと合わせたりすることで、オシャレを演出することができます。難しいのは男性です。寒空の下に素足（あるいは素足ルック）を見せられると、周囲の人は心配になってしまいます。

ちゃんと丈のあるズボンを履いたり、レザー製品のスリッポンを履いて、冬用にシフトチェンジしましょう。

 

スリッポンと色

靴の色をトップスと合わせるのは、ファッションの基本コーデ「3色コーデ」と合わせるためです。

カラフルにしたり、統一感のない装いが絶対にダメだわけではないのですが、基本的に服は色が多ければ多くなる程こだわりがなくなります。

ノームコアというファッショントレンド（理念）があります。この理念はシンプルでありながらオシャレな装いを目指すのですが、靴紐のないスリッポンは、理念にびったりと合致するのです。

基本的にスリッポンの色は、上着或いはズボンと合わせるべきです。

一気に装いがヒップスターになります。ハイファッショナブルな派手なものを履くなら、一点に押さえましょう。奇抜な物でも1つだけなら、範疇を超えません。

 

スリッポンのブランドはどこがおすすめ？

スリッポンと言えばVANSです。メンズからレディースまで、色々なタイプのスリッポンが網羅されています。

他にも、ナイキなどからもスリッポンが出ています。ロゴが目立ちますが、逆に言えばそれが強みです。

ハイファッション的な要素を取り入れたいなら、スティーブマディーンのスリッポンもいいですね。

表面がわに革のようになっていたり、派手な花柄が彩られていたりします。またcelineのスリッポンも扱いは難しいですが、オシャレでとても素敵ですよ。

 

まとめ

大げさですが、スリッポンと靴下は永遠のテーマです。今でこそ素足を見せるスタイルが支配的ですが、いつかまた靴下を見せるスタイルが流行するかも知れません。トレンドを敏感に察知していきましょう。