7月17日放送のパーソナリティーを務めるニッポン放送「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」(土曜前11・00)では、歌手でタレントの和田アキ子さん(71)が出演。この日の放送回で、和田さんは来日中の国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長について激怒する様子がありました。
和田さんは番組冒頭で1週間前に迫った五輪開催について、「大丈夫なの?オリンピック。いまさら絶対なしってことはない? 中止はあり得ない?」とアシスタントに質問。まず開催されると返答されると「はあ~。どうなるんでしょうねえ。日本にいらっしゃる選手の方も感染したりしてるしね」とため息まじりにコメントしました。
その後、来日中のバッハ会長が14日に菅義偉首相と官邸で会談した際、五輪観客対応について国内の新型コロナウイルス感染状況が改善した場合は観客入りを検討してほしいと伝えていたことにふれた和田さんは、「(一部を除き)無観客でやるって言ってるんだから、あんた日本の情勢も聞きなさいよ。お付きの人に聞きなさいよって感じだけど」と言及。
さらに「広島行っていただいたのはありがたいけど、あれは県をまたいでないんですか? 東京から行ったんですけど。どうなってんですか」と憤慨しながらも、「あれは県をまたいでいないんですか、東京から行ったんですけど。どうなっているんですか?どうして言えないの?キッチリ言うことは言ったほうが良いと思うんだけど」と日本側の対応に疑問を呈したのでした。
最後には、「通訳を付けてくれたら、私がバッハさんにしゃべりますよ。(通訳を通して)バッハさんに対して言いたいこと、いっぱいある」と打ち明けていた和田さん。今回も怒り頂点だったようです。日本の情勢て言ったって感染状況を伝えても恐らく理解は得られないかもしれませんが、和田さんが言いたいことは理解できますね。
一方で、重要なのは新規感染者数よりも、重症者数ですので、今後これ以上の重傷者、死者数が増えないことを祈ります。